DAL 0430 初エスキス/スタジオ/学食/大連賓館/天天漁港

20100430critic.jpg

朝6時起床。支度をして7時25分にアパートを出る。アパートは大学のすぐとなりなのだが、校舎まであるいて25分かかった。キャンパスが広すぎる。自分のスタジオに荷物を置いて、会議室へ。

周先生に課題内容の説明をうけ、8時過ぎから2年生の「幼稚園/小学校」の課題の初期段階の講評に参加。4時間をかけて、30名ほどのエスキス。発表会形式で、パワポでスケッチなどを映しながら3分程度話し、その後一人づつ講評。まだ設計一週間目ということで、まだまだつめられてはいないが、何人か伸びそうなアイデアを持ってきている。プレゼンの7割は中国語なので話はよく分からないが、コンセプチュアルな設計課題ではないので、図面だけ見ていれば、なにをやりたいかはほとんど分かる。僕は簡単な英語でコメントとアドバイスをする。学部の2年生ということで、英語のまだ得意でない学生も多いようで、周先生が中国語に通訳してくれる。僕の英語がまずいせいもあるだろう。

20100430nabe.jpg

お昼は周先生といっしょに、西門の学食にいってみる。羊肉と白菜の鍋物が6元(80円)。その場で鉄鍋を煮込んでくれる。けっこう美味しい。牛丼もあるが「吉野家」と呼ばれている。

午後は、スタジオで作業。インターネットは有線はつながるようになった。無線はいろいろやってくれたのだが、Macのせいか勝手が違うようでうまくいかなかった。ネットは快適だが、スカイプはつながらない。大学で皆が自由に使い始めたら、おそろしいトラフィックが発生するからだろうか。しばらく調べものをしたり、午前の講評会でプレゼンできなかった学生のエスキスを個人的にしたりしてすごす。

17時30分過ぎに大学をでて、西門へ。タクシーを捕まえようとするが、また捕まらない。一台つかまえて乗り込むと、そのあたりにいた他の客を一緒に乗せて走り出す。特に乗せていいかとも聞かれない。これが大連の常識ということか。市内への道路は混雑している。青泥洼で別の客を降ろし中山広場の大連賓館(旧ヤマトホテル)へ。ここで東工大助教だったコレナガさん、その友人、日建大連の沈さんと合流。近くの天天漁港という海鮮レストランへ。コレナガさんの近況や、北京に駐在しているというお友達の中国生活事情、大連の設計事務所事情などをいろいろ聞き、日本語で思う存分話をする。北京に比べて、大連は食が洗練されているのではないか、ということ。僕も同感。

夜はタクシーでアパートへ。やはり途中で他のお客さんが乗ってくる。そんなものか。夜は早めに就寝。