DAL 0429 15号倉庫/旅順/203高地/ロシア人街/IKEA

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朝は7時過ぎに起床。8時30分にHao君が迎えに来てくれる。クルマで一緒に青木茂さんの宿泊先のシャングリ・ラ ホテルへ。ロビーで待ち合わせて、15号倉庫を観に行く。

15号倉庫を訪れるのは昨年の7月以来。その時には、外壁がすっかり取り去られていてびっくりさせられたが、今回は外壁はおおむね出来上がっていた。オリジナルの窓のあき方とは違う。「似て非なるもの」にするのはどうかと思う。内部で使われているのは、一階の隅の一角だけのようで、イベントのクラブスペースになっているようだ。それ以外はまだまだ工事中。外部のサッシは入り、設備機械を吊り込みはじめている。へんな天井が貼られないように願う。青木さんも気に入ってくれたようだ。向かい側のサマー・ダボス会議用の会議等や高層ビルはどんどん建設がすすめられている。会議等はコープヒュンメルブラウが担当するそうだ。

その後、市内を抜けて、旅順までクルマで2時間ほどかけて移動。車中では青木さんとリファインの極意?についていろいろとたのしいお話を聞く。聞いたからといって容易に真似できるものではない。スタッフは育つのに10年かかるという。さもありなん、という感じ。

旅順では203高地を見学。日露戦争後激戦区。先日までは入るのが難しかったようだが、開放され簡単に入れるようになった。その後、日露戦争の講和をむすんだ水師営へ。見学後はシーフードの美味しいレストランで昼食。

食後は再び市内を抜け、ロシア人街へ。完全に観光地化している。一番奥に残っている市政府だった建物は整備もされずに放置されたまま。青木さんは早速リファインの構想を始めた様子。ホテルにもどり、カフェでコーヒーをご馳走になる。

おいとまして、タクシーでIKEAへ。4日目にして二回目のIKEAというのもどうかと思うが、中国ショック?が大きいので、ジェネリックなものに心が休まる。足りないラグやスタンド、食器などを購入。タクシーで帰ろうと思うが、さっぱりタクシーが来ない。20分近く待ってもこないので、しびれを切らして荷物をもって町の道に歩き出す。道にはタクシーがたくさん通るが、みなお客さんが乗っている。ほかのタクシー待ちの人の様子を見ていると、人が乗っているタクシーに声をかけ、方面を告げて、方向が合うとあいのりさせてもらっている様子。白タクにも声をかけられた。しばらく空車を探していたが、これは無理だと判断して、人の乗っているタクシーに声をかける。何台か断られた後で、方向があうタクシーが見つかり、乗せてもらう。しばらく走って、もと乗っていた客が降りた後に大連理工大学方面に向かってくれた。特にぼられたりもせず、ほっとする。

シャワーに飽きたのでお風呂に出かけたいとも思ったが、タクシー事件で消耗したので、自宅で食事をすることに。近くの店でビールとトマトを買い、簡単なパスタを作ってひとり食べる。明日は8時から授業。6時過ぎには起きたいので、早めに就寝する。

写真は、トラックを運ぶトラック。