大連

無事大連に到着し、春節前のひと気の少なくなった構内で作業中。

大連のアパートは、しばらく空き家にしていましたが、無事でした。集中暖房もちゃんと入っていて、一安心。

自分のアパートがあると、やっぱりその土地が特別な場所になりますね。


大連ZSZ小学校こと「大連小周水子小学」。建築工事は終わり、学校に引き渡されました。

大連に常駐しての設計と監理。植田さんご苦労さまでした。ということで、記念撮影。

https://theta360.com/s/6CV

三階のコモンフロアにある多目的教室。

コモンフロア。この辺りは図書室の閲覧コーナーとなる。南向きの窓からは丘の下にひろがる街を見渡せる。

教室の前の廊下に面して遊びや学びのためのアールコーブがゆったりと取られている。上下のフロアとは吹き抜けで繋がっていて、北側の公園の緑を眺めることができる。

グラウンドの地下に隠された体育館。トップライトからの光が格子梁を横から照らす。

大連市周水子小学校とぼくたち。

大連GJZ体育場。現場は粛々と進んでいるようです。区民スタジアムと強化選手のための合宿所、屋内運動場からなる施設です。

春節前は地下躯体まで。夏ころには完成するんだろうな。

大連理工大学の研究室のみんなと、大学のそばの韓国焼肉屋さんで夕食!

夕方は自動車整備工場を一種のサロンにリノベーションしたいというクライアントと打ち合わせの後、急遽現場へ。

いい空間だ。

大連を離れる朝、リノベーション対象の建物の見学を再び。

素材としては申し分ない、ゾクゾクする既存建物。どうやって料理するか。図面とかでは表現しきれないし。

今回の大連滞在では二つ目の小学校の建築工事の竣工を確認できました。後は家具を搬入し、グラウンドに人工芝のトラックをつくればオープンです。

区民スタジアムの現場はまだまだですが、春節が明け、暖かくなると一気に工事が進んで、夏くらいにはオープンするでしょう。

郑州の高齢者向け集合住宅のプランニングについては、法規や建築計画の教授にアドバイスを求めたところ、面白いアイデアをもらったので、もう一案つくってみることに。

大連の新しい小学校と市民体育センターはまとまって打ち合わせをする時間がとれませんでしたが、来週あたりにラフ案を提示して鎮政府のフィードバックをもらう予定。

最近つきあっている若い中国人デヴェロッパーは、新しい世代の台頭を感じさせる。8年間のメルボルン生活の影響も大きいのだろうが、80后、90后はそれまでの世代とは大きく異なる価値観をもっている人が増えているのを感じる。ここで感じるやりとりの手応えは、ヨーロッパやオーストラリアなどで感じるものと同等だ。

いろいろと苦労も多い中国プロジェクトだけれど、しばらく苦労を共にしたいと思う。