SWS 0922 VULCAN HOTEL/UTS/中間発表/マスタープラン/レクチャー/パディントン

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朝8時ころ起床。中国山東省のプロジェクトについてのメールを改めて読む。忙しくなりそう。skypeでアンドウさんと連絡。小日向のプロジェクトの着工までの段取りを再確認。午前中はゆっくりといろいろなチェックをしたり、レクチャーのパワポを作り込んだりする。

11時頃にホテルを出て、UTSのカフェへ。軽い昼食をかねてマフィンで食事。これで量としては十分。12時からはリサーチをふまえた提案の中間発表。4つのリサーチのグループをふたつずつのグループに再分割し、8つのグループにしている。提案内容は努力のあとは見られるが、あまりにもイージーな内容。ちょっとがっかりする。その場のポテンシャルをもっと丁寧に、常識にとらわれずに見てほしい。でもあと2日半あるので、なんとかしてくれるだろう。

14時からはUTSの再開発のマスタープランのレクチャーをうける。建築家ではないが、こういった計画を広報しコミュニケーションをとることが仕事とのこと。大学の開発を通して、都市にどう貢献できるかという視点がはっきりしている。東大でもいろいろな開発はあるが、その辺はあまり見えてこないところ。

15時からはヤマシロのレクチャーを90分ほどする。東大でのレクチャーはこれが最後になる。インスタレーションによる仮設的な環境のデザイン、それを受け止める土台となる風景としての建築、アーバンデザインのツールとしての仮設環境のデザイン、という話しをする。英語でのレクチャーでもあり、どの程度伝える事が出来たか分からないが、今回のワークショップのヒントにもなるといいと思いながら話す。

レクチャーのあとは、いくつかのグループと話し、ジョアンと部屋で打合せをしてホテルにもどる。山東省のプロジェクトについて東京と連絡。いろいろとクリアになる。

夜は雨が降り出したが、ナンバ先生と一緒にホテルを出て、UTSのタワーの向かいにあるパブへ。JIA東京大会や出雲でレクチャーをしてもらったエイドリアン・ラホウド先生と会う。コンピュテーションデザインのスタジオの打ち上げ。AAからの女性の先生が一週間のスタジオを開いている。いろいろな先生と話しをする。7月に東大で実施した建築教育国際会議の話しになる。シドニーでも宣伝されていたようだ。オーストラリアでは独自のプラグマティックな建築教育システムが出来上がっているので、ヨーロッパ主導のUIAボローニャ憲章に対応しようという動きはないらしい。その後、パディントンのピザレストランに場所をうつして食事。昔連れてきてもらったお店。相変わらず流行っている。エイドリアンは明日昼からベイルートでスタジオを持つために出発するとのこと。あいかわらずエネルギッシュな活動を展開しているようだ。途中、電話で自宅に連絡。今日はチオの三歳の誕生日。「おみやげかってきてね」と言われる。もちろん。

三次会にも誘われたが、失礼してホテルへ。