DAL 0527 成田空港/大連国際空港/客船ターミナル/No.15倉庫/北大橋/大連理工大学/

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26日夜は日付が変わった1時頃帰宅。2時30分頃まで出張のための荷造り。二時間半ほど仮眠して5時起床。シャワーを浴びて5時半ころに家を出る。出かける僕にカズが手を振ってくれる。

一旦高田馬場駅でアンドウさんから荷物を受け取り、日暮里でスカイライナーへ。SketchUpをいじっている間に成田に到着。ナンバ先生と合流し、JALで大連へ。機内では実施設計が終盤を迎えている小日向の集合住宅の図面チェック。地下部分が多く、敷地もタイトなので細やかな工夫が必要な難しい建物。出来上がってしまえばほとんど気付かれないような部分なのだが、ここで気を抜くことは出来ない。

現地時間12時ころ、3時間ほどのフライトで大連国際空港に到着。機内で検疫をうける。発熱者もいないようで、すぐに機外へでることができた。非常勤講師の日建のノボリサカさんも合流。入国手続きを済ませ、大連理工大学の唐副院長、周先生に出迎えを受ける。そのままバスに乗り込み市内へ向かう。バスは市中心部を通らず、そのまま東港地区へ。旅客ターミナルの前で学生たちを待つ。今回のワークショップも、学生たちは現地集合、現地解散となる。ほとんど遅刻もなく、22名の学生が到着。ほっとする。他の先生方や、大連理工大学の学生たちも合流し、見学を開始。

No.15倉庫の見学はツアー形式で実施される。一部改修工事も始まっているせいもあり、自由に見れないことがもどかしい。開口部の構造補強などが開始されている。EVシャフトのなかにEV設置時の日本語の壁への書き込みを発見。1929年竣工の建物だが、当時の日本人技術者たちの息づかいを感じたような気がする。

その後バスで沿岸部のきれいな景色を見ながら大学へ。途中北九州市の協力で出来たという北大橋で記念撮影。大連理工大学は市の中心部の南西、車で20分ほどの場所にある。大きなキャンパスの入り口にある国際会議場の中のホテルにチェックイン。

18時ころから大連理工大学の先生方と食事会。続いて学生たちの宴席におじゃまし歓談。20時からは会場を改めて、歓迎式典と東大生による調査発表と大連理工大学の学生たちのこれまでの成果を見る。22時前に閉会し、ナンバ先生、ノボリサカ先生と大学側のレストランで軽く飲む。実質3日の短いワークショップが始まった。