常識的な感覚を失わないフィードバック

走り安心、フトコロ心配…3人乗り自転車試乗会

「買うかどうかは値段次第」――。子供2人を乗せても「合法」となる新型の3人乗り自転車の公開試乗会(日本自転車普及協会主催)が4、5の両日、東京都葛飾区の新宿交通公園で開かれ、主婦約70人が参加した。重心を低くするなど安定性を高めたのが特徴だが、価格は通常の自転車より数万円程度高くなる見通しで、参加した主婦からは、懐具合を気にする声が相次いだ。

価格については、各メーカーが「公表できる段階ではない」と具体的な金額は示さなかったが、2輪タイプで6万〜7万円、補助輪付きは10万円程度で、電動アシスト付きになると、10万円を超える見通し。

参加した葛飾区の橋本清美さん(37)は「3人乗りをするのは子供が小さい一時期だけ。5万円以上だと考えてしまう」と思案顔。電動アシスト付きに試乗して「ふらつかず安心」と満足そうだった同区の館朋子さん(33)も「6万〜7万円までに抑えてほしい」と語った。

http://osaka.yomiuri.co.jp/mama/society/ms20090306kk04.htm

この3人乗り自転車の問題は、「規制と現状がずれた状況」「(責任逃れの?)規制の強化」「現状の問題点を認めようと言う反発」「技術的な解決を前提に、規制強化の保留」「メーカーを巻き込んだ開発」ー>おそらくは「技術開発によって安全性を高め、より現実に即した規制に改正」というような、常識的な感覚を失わないフィードバックが働いているいい事例だと思って、新聞報道などをフォローしています。