DUSP2008-2009 CSP 1120 羽田空港/出雲空港/松江/出雲市図書館/塩谷/古民家塾/サンロード中町

羽田空港でヒダカさんと待ち合わせ。今回は研究のために、8月に出雲で実施したワークショップの事後ヒアリングのために出雲へ。ワークショップの事務局をしてくれたアンドウさんも同行。一時間ほどのフライトで出雲空港へ到着。

空港前でレンタカーを借り、松江を目指す。軽自動車だったので、かなり安価に借りることが出来た。今回のような多地点のこまめな移動には本当に便利。結構よく走ります。最初はワークショップの講師も引き受けていただいたナンバさんのもとへ。自宅兼事務所の土間の打ち合わせスペースでお話をお聞きする。本題とは関係ないが、Google Earthでの世界旅行?にはまっているという話が面白かった。

途中で出雲蕎麦の店で昼食をとり、その後出雲市中心部の市立図書館へ。もともと市役所の建設畑にながく居た後、現在は図書館長を努めているイトウさんのお話を聞く。ワークショップの成果を、繰り返し地元の方にアピールする必要性をお話いただいた。我々の性分としては、レポートを作成してしまえば、新たなプロジェクトに気がいきがちだが、一度やったことの意味を、町の人が理解できるまで、繰り返し説く重要性は大きいと思う。図書館を舞台にした情報発信型のプロジェクトの可能性もありそうだ。

図書館となりの商工会議所に立寄り、以前いろいろとお話を聞いていただいた副会頭の方へレポートを言付ける。商工会議所に勤める女性から、このブログを読んでいると声をかけられる。エスミさんのお知り合い出そう。とてもうれしい。

次には塩谷のカメタニさんの事務所を訪ねる。今回のワークショップはオオノ先生からカメタニさんを紹介いただいたことで一気に実現した。とても話が早い。今回は学生のワークショップを建築家たちがサポートするかたちで行ったが、もう少し地元の建築家も案の作成にタッチしたかったという声があったことを聞く。これは我々の至らなさによる課題でもあるが、このような声が聞けることはとても心強い気がした。

さらに暗くなった夜道を走り、古志の古民家塾へ。エスミさんとオオグニさんに挨拶をし、薪ストーブでつくったスープをいただきながらエスミさんのお話を聞く。ここではワークショップを振り返る話と同時に、エスミさんが中心となってすすめている古志古民家塾の活動についても面白いお話をうかがった。

駅前のホテルに移動し、ヒダカ、アンドウ両名のチェックインをした後、車を置いてワークショップの敷地ともなったサンロード中町へ。串直という居酒屋でカメタニさん、エスミさん、オオグニさんらと乾杯。二次会は向かいのサテンドールという町家を改修したバーへ。ここは東京にあってもかなりイケル?バーだと思う。

深夜、タクシーで実家に。家族はすでに眠っている。