VWS 0923 トンレサップ湖/ブルーパンプキン/シアムリープ空港/ホーチミン空港

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朝は7時30分ころ起床。荷物を片付け、ホテルのレストランで朝食。天気はよく、風の通る日陰は気持ちがいい。朝食後も時間があったので、ホテルの部屋の窓を全開して景色を楽しむ。

ホテルをチェックアウトし、荷物を預けてバスに乗り込む。トンレサップ湖という巨大な淡水湖を目指す。滞在中はほとんど雨は降らなかったが、モンスーン期であり川の水は道路にほど近いところまで上がってきている。それどころか、場所によっては道路が完全に冠水して、店や住宅の中にまで入り込んでいる。いつものことのようで人々はまったくあわてていない。こんな風景が何百年も続いてきたということか、あるいは都市化が始まってからの風景なのだろうか。

バスで30分ほど進み、湖のなかに道路だけが延びているようなところに到着。道路の両側には竹ややしの葉っぱで出来たような簡易な住宅や店舗が並ぶ。小学校も水の上。体育館も水の上に浮いている。バスを止め、車を降りると、子供たちにデジカメで写真を撮られる。なぜ?木製のボードに乗り換え、水上から集落の様子を眺める。道路に沿っている建物も杭の上に立っているものもあるが、大半はドラム缶のようなものや、竹を束ねたもの、あるいは船を土台にして作られた、湖に浮かんだもの。水の中ほどに作られた水上の住居や魚の加工場、お店も浮かんでいる。水上住居にはアンテナもついているし、携帯の電波もしっかり飛んでいる。しばらく川のような部分を進み、河口の湖本体の部分に出る。まったく向こう岸は見えず、水平線は海のよう。モンスーン期のいまは茶色い水だが、乾季は青い水で本当に海のように見えるそうだ。その後観光客向けの水上レストラン船でおみやげ物をみたり、飲み物で一息つく。魚やワニを養殖している。船着場にもどると、さっきの子供たちがそれぞれの写真を皿にプリントした飾り皿を売りにやってきた。こうやって観光客を相手に仕事をしているようだ。

再びバスに乗り込み、シアムリープ市街を目指す。中心部のブルーパンプキンというおしゃれなレストランに行くが、アンコールワット前の別の支店で予約されていることが判明。移動。おしゃれなお店と、おみやげ物。久しぶりにパスタなどをいただき、みやげ物を物色。ホテルに寄って荷物をピックアップし、空港へ。

空港ではかなり時間をもてあましたが、特にトラブルなくシムリアップ空港を出発、無事にホーチミン空港に到着。タクシーに分乗し、空港に近い市街のホテルにチェックイン。その後は市内のレストランで研究室のみなで夕食。この旅行の直後にスペインにインターンに出かける学生の送別会。ホテルにもどると荷物も解かずに眠る。明日は3時におきなければならない。