VWS 0921 ホーチミン国際空港/シアムリープ空港/アプサラダンス/シティーリバーホテル

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朝7時過ぎに起床。自宅にスカイプで連絡を入れてみる。ビデオ通話を介して、久しぶりにゆっくり家族と話す。今日は通話が安定していてうれしい。明日はチオの二歳の誕生日。明日は連絡が取れないかもしれないので、早めにお祝いを言う。ホテルで朝食を取った後は、部屋で作業を続ける。ワークショップのお金の確認や、遅れている原稿などの続きを進める。

荷物をまとめてホテルのロビーのバーで仕事を続ける。12時30分にナンバ先生と待ち合わせ。ホテルをチェックアウトし、タクシーでホーチミン国際空港へ。空港のスナックバーでハンバーガーを食べながら学生たちを待つ。13時30分に空港集合。チェックイン、出国手続きなどを終わらせ、ベトナム航空でカンボジアのシアムリープ空港を目指す。

飛び立つ飛行機の窓から見たホーチミン市は、東京以上に均一に広がる、ピークのない都市。平屋の町屋とそれの間に4-6層の高層長屋が立ち並ぶ。密度は中心も周辺もあまり変化がない。途中はひたすら水田が広がる。川が氾濫し、水田と川が区別がつかない。洪水の後の風景のようにも見える。1時間半ほどのフライトで、水田に囲まれたシムリアップ空港に到着。

シアムリープ空港は、シルエットは伝統的な建築だが、素材やディテールはシャープな現代建築。インテリアはそれほどでもないが、ファサードのデザインのレベルは高いと思った。ビザの発行に手間取ったが、無事入国。ガイドのチェットラさんと合流し、バスで出発。まずは、郊外のレストランへ。典型的なツーリスト向けのレストラン。ビュッフェ形式で、アジア風、ヴェトナム、タイ、モンゴル、韓国、中国、西洋など各国の料理がならぶ。カンボジア料理、というカテゴリーはない。無国籍の不思議な食事を食べながら、ダンスショーを待つ。アプサラダンスという、伝統的なダンスのショーが始まる。良くは分からないが、タイのダンス、ってこんな感じだったよな、という感じ。

食事の後はシアムリープ市街のシティーリバーホテルにチェックイン。荷物を置いた後は、学生と一緒に街へ繰り出す。スーパーで虫除けを買った後に、バー街やレストラン街になっている中心部へ。外国人があふれる、一種の治外法権の別世界。アジアの都市にはこういうところが時々あるが、そういえば東京にはないな、と思う(昔の六本木とかはこういうムードがあったのだろうかとも想像してみた)。バーでビールを飲んで部屋にもどる。

部屋では遅れていた原稿を進める。2時まで続けて、もう一歩というところまで進めて眠る。