CSP 0803 羽田空港/島根県立古代歴史博物館/神迎の道/木綿街道/サンロード中町/高瀬川/今市公民館

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8月3日。昨晩は早く寝たのだが、首が痛いのもあって午前2時くらいには目が覚めてしまう。雑用をしたり、深夜映画を眺めたりして過ごす。6時過ぎに自宅を出て、羽田空港へ。空港で講師の猪熊純さん、スタッフのアンドウさんと合流。早速チェックイン。これから雲南市との打ち合わせに向かう途中の早稲田のイナガキさんとばったりあう。イナガキさんの学生の一人もCity Switchワークショップに参加してくれる。機内でシドニー工科大学のジョアン・ジャコビッチ、学生のフィルとサリーに合流。一時間ほどのフライトで出雲空港へ。

空港で出雲建築フォーラムのメンバーに合流し、みなでワークショップのガイダンスの会場である島根県立古代歴史博物館へ。槇総合計画事務所の設計。別棟である体験工房でガイダンスを行う。今回のワークショップは日本各地の15の大学から21名の学生、シドニー工科大学から4人の学生、そしてワークショップのシンボルとしてのパビリオンの設営などのために5名の学生が参加してくれた。このイベントの主旨などを説明した後、講師の紹介、スタッフの紹介、学生の自己紹介などをして昼食のために一時解散。

出雲大社の門前で食事をしようとするが、いっぱいで入れない。妙に空いた食堂に入り、カレーを注文するが、40分経っても出てこない。出雲大社周辺は60年に一度の遷宮のために例年にない人出となっていて、食堂は対応しきれていないようだ。

予定を遅れて、神迎の道の見学をスタート。地元の方が案内をしてくださる。その後駅まで歩いて移動し、一畑電鉄雲州平田駅へ。歩いて木綿街道をめざす。木綿街道では生姜糖を商うクルマさんが案内をしてくれる。町家の残る家並みと、それの背後にある船川という川が特徴。さらに電車で出雲市中心市街地である出雲市駅前へ。現在ではシャッター通りとなったサンロード中町高瀬川、その間に広がる町家の残る地区を見学。駆け足であったが、ワークショップの対象地の全貌を共有できたのではないかと思う。

その後は近所の公民館の座敷に移動し、懇親会。地元の建築家のみなさんが準備をしてくれた食事で宴会。土木技師の「ソバリエ」さんが打ってくれたソバが絶品。途中で講師であるニシザワくんのレクチャーも挟みながらにぎやかに語らう。雲南市から早稲田のチームも合流してくれた。

とりあえず無事スタートをきったことで、8割方肩の荷が下りたような気がする。夜遅くにタクシーで実家に帰り、すぐに眠る。