トドロキ・ノッポ 地下から遺跡が!?

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等々力で工事を進めている集合住宅「トドロキ・ノッポ」の地下掘削工事が進行しています。

今回は逆打工法を採用しているため、すでに一階の梁や床はコンクリートで出来上がっています。この構造体は山留のH構や、途中に設けられた仮設用のH構によって支えられています。現在はこの構造体の下に重機を入れ、地下をさらに掘り進んでいます。

重量感のあるコンクリートの構造体が鉄骨で支えられている風景はなかなか迫力があります。また写真右に見えるコンクリートの柱のようなものが地面から突き出ているのは、既存建物の杭です。これもこのあと壊して取り除いていきます。

コンクリートで建物を造っていくときに、普通は上に建物をつなげていくために、鉄筋が床や柱から上に突き出して終わっている状況を現場ではよく見ますが、今回は下に打ち継いでいくので、鉄筋が下に突き出しています。