0810 UIWS レクチャー

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午前中は10時からスタジオでミーティング。昨晩の実験の結果を踏まえて、各自のアイデアを検証できるよう、材料集めと、実験を指示。今回のスタジオでは想像でアイデアの善し悪しを判断するのではなく、時間とコストの許す限り、実際に実験し、その目で結果を実感して判断するようにする。

今日は午後いっぱい夕方からやるレクチャーの準備に集中する。先日のヒダカとのディスカッションを元に、pptを構成。スライドの写真を補うように短めのテキストを補う。会場に2台のプロジェクターがあらかじめ並べて設置してあるため、2つの別々のPCから、別々のスライドを映写するように構成。こうすることで、写真だけのスライドと、それにつけるテキストを並置することができる。

18時から、大学のもっとも大きいレクチャーホールで、RIAI主催のレクチャー。今回のワークショップの指導者である3組の建築家が交互に発表を行う。

最初は一番年下でもあるわれわれヤマシロ+ヒダカ。「Responsive Environment, urban dynamics」と題して、インスタレーションデザインとアーバンデザインを結びつける、われわれの活動のバックボーンになる理論についてスケッチする。「太くて長い矢印としての都市計画から、小さな矢印の集合としての都市計画」、「鳥の群れとしてのアーバンデザイン」というようなことをキーワードとして語る。

終演後のパーティーでいろいろと感想を聞いた。そういう場の礼儀だろうが、評判はよく、少しほっとする。簡単な英語で、ぽつぽつと話をするスタイルが「哲学者のようで、感銘した」と言われ、苦笑する(こうするしかないので)。われわれはこれを「ZEN STYLE」と呼んでいる(笑)。これをいかに脱するかが今後の課題。せめて「SAMURAI STYLE」くらいにならないかな。


パーティーが終わると、トム・ヘネガンさんの主催で二次会に。チャイナタウンの中華料理屋で夕食。1時過ぎまで盛り上がる。