UIWS0809 実験

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8時過ぎに起床。睡眠時間は短いし、身体は疲れてきているけれど頭はクリア。不思議なコンディション。ヒダカと二人で近所のカフェで朝食。今日の作戦を練る。タクシーで大学へ。

大学に到着するとすぐにスタジオに。10時に集合の予定だが、学生は7人中2人しかいない。慣れない学生には疲れがたまってきているようだ。予定より、ややおくれてディスカッション開始。昨晩の素材などの実験をふまえて、インスタレーションモンタージュイメージを披露する。その後、午後に購入したり実験するものについて確認して解散。

昼食を大学のカフェテリアで取った後、一度家にもどる。しばらく作業をしてボートに乗りに小さな船着き場へ。ヒダカと僕のふたりで、チャーターしたボートへ乗り込む。Joeという顔なじみになった船乗りが操縦してくれる。気温は低いが日差しがあれば暖かい。冬場の小春日和という感じが続いている。


島についてセキュリティチェックを終え、タービンホールをみながらクレイグさんを待つ。クレイグさんは、Cockatoo Islandを含めたHarbour Trustが管理するいくつかの敷地の全体について計画をする建築家。この島の中の建物にオフィスがある。対岸の本土に家があり、ボートで通っているらしい。クレイグさんと一緒に島を廻り、照明の点灯の仕方、電源の取り方、水の使い方などを教わる。

再度Joeさんにボートをお願いし、一旦本土のBalmainまで帰り、家で作業。身体を休めた後、再度島へ。船着き場で学生たちと待ち合わせ、本日二回目の渡航

ここから約3時間の実験を行う。床に水を撒き、ケミカルライトの実験、ろうそくの実験、中国風フライングランタンの実験失敗の報告などを行う。ハロゲンライトの照明の実験や、DLPのビデオプロジェクターの投影実験なども行う。事前に考えていたアイデアのほとんどはキャンセルされ、まったく新しいアイデアが生き残って行く。ぼくらにとってはいつものプロセスだが、学生たちはとまどっているのか、疲れが見える。22時前に再びボートで本土のBalmainへ。月がとてもクリアで、波頭に綺麗に反射している。

学生たちと別れて、ピザとビールを買って家へ。ヒダカ、ジョアンと一緒にディスカッション。内容の方向性と、明日の作業を確認して、解散。長いが、わくわくする一日だった。