UIWS0808 三たびCockatoo Islandへ

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7時30分過ぎに起床、急いで身支度をする。8時30分頃にヒダカといっしょに家を出る。近所のカフェでカプチーノとマフィン、ミネラルウオーターを購入。住宅街を5分ほど歩いてシドニー湾に面する小さな公園へ。目の前にワークショップの敷地であるCockatoo Islandが見える。既に学生が一人来ている。公園の下には湾の水を一部囲いとっただけのプールがある。その横にある小さな桟橋でボートを待つ。

9時をまわり、学生たちが集まってくる。ジョアンも到着。チャーターしたボートが到着し、皆で乗り込む。3分ほどボートを走らせて島へ向かう。島の入り口の守衛所でひとりひとり名前を書いて登録。


シドニー到着後3回目の訪問。ヒダカは今回はじめて島に入ることができた。何組かにわかれて共同で制作するインスタレーションの敷地を探す。一通り見た後、陽当たりのいい芝生の上でディスカッション。ワークショップのスタジオのデザインはパーティーというイベントをデザインするということだったが、天候、気温、設営時間の短さなどを考慮して、今回はワークショップの打ち上げとして行われるパーティーとは別のインスタレーションとすることに変更。

タービンホールという島の中での最大の室内空間を対象とすることに。シドニー湾の水をくみ上げて床一面に水を撒き、巨大な鏡面を作り出すことにする。ここに照明やキャンドルの光、音などで演出を加えることにする。実際にどのような演出が可能か、実験をしながら考えることにする。

ボートで島を後にし、近くの街のカフェでランチをとりながら午後の仕事の分担を確認。学生たちはそれぞれ素材を買い出しに行くことに。僕たちは大学へ向かい、プランを練り直すことにする。

大学へ到着後、ジョアンに連れられて大学の会計窓口へ。そこでクーポンを受け取り、銀行でキャッシュに換金。その後スタジオで学生たちが買い出してきた素材を試しながらディスカッションを続ける。ヒダカが簡単にインスタレーションの空間をモンタージュで作成してくれる。学生たちは場所のスケールの巨大さと、自分たちで手に入れられる素材の小ささのギャップがまだ良く分かっていないようだ。明日の作業を確認してそれぞれの作業へ分かれることに。


夜はTomさんのスタジオで夕食会。リサとクレッグが手料理を振る舞ってくれる。ゆっくり夕食をとった後、Tomの作品をプレゼンテーションしてもらう。12時を回った所でタクシーで家で帰り、ヒダカとインスタレーションの内容やレクチャーの内容についてディスカッション。午前3時をまわった所で修了、就寝。