UIWS0806 ヒダカ到着/エスキス4日目/プレイハウス/W

UIWS_homecenter.jpg

昨晩はDVDを見始めてしまい、つい寝過ごす。ジョアンからヒダカといっしょにアパートの近くまできているという電話をもらい、飛び起きる。8時30分頃に到着。しばらくお茶を飲んだりしてリラックス。近所のカフェでマフィンで簡単な朝食。情報交換。

大学へ行く前に、ホームセンターなどで材料や道具類のリサーチをすることに。バーニングというホームセンターは10m近い天井高の大きなお店。日本でイメージする物はだいたい手に入りそうだ。が、値段も日本とそれほど変わらない。その後ブレントビーチというビーチ沿いの町で海の波をみながらランチ。こういった環境が都心から車で20-30分のところにあるというのが大きな魅力だろう。ランチが終わるとスポットライトという名前の大きな布地屋でリサーチ。ここでもREでつかっているのと近い布地を発見。
僕はシドニー到着3時間後にはCockatoo Islandにいたが、ヒダカは到着3時間後にはホームセンターにいることになってしまった。


14時から大学で4回目のエスキス。7人中5人まではアイデアのフォーカスがかなりクリアになってきた。プレゼンテーションのための模型の作り方やビデオの作り方などをアドバイスし2時間ほどで終了。

車からスーツやシャツを取り出し、大急ぎで着替え、オペラハウスへ。プレイハウスという演劇用の小ホールでコンテンポラリーダンスの舞台を見る。こった映像やワイヤーアクションを利用した派手な演出でいくつか面白い場面はあったが、アブグレイブ刑務所でのテロリストの捕虜に対する虐待への抗議がテーマになっていて、あまりに直接的な表現で閉口する。こういった内容をわざわざダンスで表現することが必要なのかまったく理解できない。スペクタクルとしての舞台を作ることが主眼なのだとしたらこのようなテーマを利用することは悪趣味でしかない。

終演後、タクシーで5分ほど走った所にあるバーとレストランへ。ここはやはり埠頭にある巨大な倉庫を改修したスペース。「W」という有名なデザインホテルのチェーンもここにある。対岸の都心のタワーの灯をみながらの夕食。

夕食後にワークショップの主催者の一人であるオリビアのおばあさんの家に連れて行ってもらう。おばあさんは他の街の友達のところに遊びに行っているということ。ここでしばらくヒダカと二人で暮らすことになった。