1級が2級に

1級建築士に新たな試験実施 国交省見直し案  (毎日新聞 - 06月26日 21:00)

 耐震データ偽造事件を受け、国土交通省は26日、現在の1級建築士に新たな試験を受けさせて合格した人だけを「新1級建築士」と認定するなど大幅な制度見直し案を明らかにした。高専、短大卒は受験資格がなくなり、大卒でも実務修習(インターン)を経なければ免許を取得できない。同省は、見直し案に沿い建築士法を改正する方針。(中略)

 合格しなければ、現在の1級建築士を別名称の資格にするか、2級に降格するかを検討する。(以下、略)

お恥ずかしながら、ヤマシロは一級建築士の資格をもっていません。でも、事務所には一級建築士が2名いて、一級建築士事務所として登録、仕事をしています。


このままだと、「2級建築士事務所」になっちゃうのだろうか。これは大問題!

ただでさえ激務な業務の時間を圧迫して、受験勉強をしなくてはならないから、かえって業務にかけられる時間が減って仕事の質がさがっちゃったりするのではないか。零細企業としては受験勉強をすることに対して時間的な面、給与の面などで特別な配慮をしてあげるのは難しい。スタッフの仕事の質を監督する立場としては、心配事が増えますね。


結局得をするのは受験産業だけ、ということにならないように、実のある改革にしてほしい(ああ、また資格取得が遠のいてしまった、、、言い訳ですが)。