個人がつくる都市デザイン

urban dynamics laboraotryのblogに「対談#001:: 建築デザイン・都市デザイン・メディア・アート・そしてこれらの境界をこえるもの 04」をアップしました。

ぜひご覧ください。

http://www.urban-dynamics.com/


(以下、対談より)

『極端に言ってしまえばそもそも都市計画とはある意味インフラの整備でもあるわけじゃないですか。そういう意味ではフリーデバイスを新しい都市のインフラとして成立させて流したいなぁという願望を持っているんですけどね(笑)これは要するに都市における「コモンなもの」に対する意識であって、「誰のものでもあり」ながら「誰のものでもない」中間的なものが都市生活を支えると思うんですよ。所有の関係を変えたいというのが、インターネットから受けた思想的バックグラウンドとして僕の中にはあるんですよ』

『そのなかで異質な要素を都市に向かって投げかけられるのは個人になると思うんですけど、都市のスケールで個人のアイディアを実現できるデバイスが何かないとおもしろくないんじゃないかと思うんですよね。その個人レベルの試行錯誤やトライ&エラーの発想が実現される方法はないかと考えた時に、仮設とか今とは違ったライトコンストラクションにしていく事で都市が変わるんじゃないかと思っているんです』

『今一般に言われているサスティナブルって言葉はわりと狭い意味で使われていることが多いと思うんですね。もう少し破壊衝動を含んだサスティナブルというか(笑)。ある種の破壊とかエクスプロージョンみたいなものが必要だと思うんです。そういうものを含んだサスティナブルでないとサスティナブルとは言えない気がするんです』