Shrinking YUBARI

北海道夕張市財政再建団体へ 負債540億円

 北海道夕張市は16日、自治体の倒産にあたる「財政再建団体」に移行する方針を固めた。20日開会の市議会で、後藤健二市長が表明する。市の単年度収支は黒字だが、負債が約540億円にのぼり、自主再建は不可能と判断した。今後、財政再建計画を策定し、総務省から財政再建団体の指定を受ける。年内に指定されれば福岡県旧赤池町(指定期間92〜01年)以来14年ぶりとなる。

(中略)

 夕張市は全国有数の産炭地だったが、90年には最後の炭鉱が閉山。人口は、ピーク時の60年に約11万7000人だったが、現在は約1万3000人にまで落ち込んだ。国際映画祭や夕張メロンで売り出した観光も、客足は思うように伸びなかった。(以下略)

Asahi.comより
http://www.asahi.com/politics/update/0617/004.html


おそらくこれから破綻する自治体が続出するのだろう。2003年にベルリンで「Shrinking Cities」のフィリップ・オズワルド氏を訪ねたときにも「ユーバリ」の話が出た。Shrinking Citiesが取り扱おうとしているのは、産業が一度に崩壊するなどして、急激に人口の減少が起きたような都市のようだ。僕らは、じわじわと安楽死しようとしているような都市の問題に興味があるのだ、という話をフィリップさんにした。

http://www.shrinkingcities.com/


今年の秋にはShrinking Citiesの展覧会が東京で見れるらしい。