0617+0618 自分の設計した建物に泊まってみた

八王子に設計した住宅の取材が入るということで、お片づけなどの手伝いに週末に出かける。大学時代からの友人でもあるお施主さんは、現在多忙を極めている様子。


取材上見栄えの悪いものなどを移動したり、お掃除を手伝ったりする。


日曜日の取材が朝早くからということで、土曜日の晩はそのまま泊めてもらうことに。実は、自分が設計した建物に泊まるのは初めて(槇事務所時代の担当作品をのぞく)。これまでも、朝、昼間、夜など、いろいろな時間帯の様子は見ているので、意外な発見、というものはなかったけれど、「ああ、ここでいつも生活している人がいるんだな」という当たり前のことをしみじみと感じた。


裏の緑道が近所の子供たちの遊び場になっていて、窓越しに交流がある様子とか、2階のインナーテラスの部分は上部の建物がひさしをつくっているので、雨の日でも窓を全開放に出来て気持ちがいいな、とか、ゆっくりできたから感じられる建物の様子も分かった。