台北 101、華山創造文化圓、忠孝復興、光復南路

syamashiro05312005-08-21


朝は7時に起きて、メールのチェックやSkypeでの連絡。ホテルのレストランで食事をとる。

9時30分にホテルを出て、Wさんと一緒に台北101方面へ。101は現在世界でもっとも高い、101階建てのビル。その周辺地域は新光三越、ワーナービレッジ、国際貿易センター、グランド ハイアットといった施設が建ち並び、台北の新しい開発の中心地。

多くの店舗は11時オープンのようだが、10時過ぎにはすでに沢山の市民が街を歩いている。
真新しいレストランやカフェがいくつもあり、高級ブランドのショップが目白押し。

101の足下のショッピングモールを見学し、4階にある巨大なアトリウムで休憩。


その後タクシーで、前回から気になっている華山創造文化圓へ。ここは元のビール工場をリノベーションして、アートセンターにしようとしている場所。政府が運営している。立地としては市内の中心部で、恵まれた場所。今は屋根の修理をしているようだ。ここに気の利いたカフェやレストラン、ブックショップなどをやったら気持ちいいだろうなー。


ホテルの廻りに戻り、ぶらぶらした後、ホテル シェラトンへ。
ここで、U社のHさんと待ち合わせ。ビルランのニシザワも台北に到着。
シェラトンのレストランで、ヤマシロ、ニシザワ、Hさん、Wさんで食事。午後の打合せの下打合せをする。


その後さらにニシザワ父が合流し、今回の主たる仕事である、忠孝復興にあるデパートとのミーティングに向かう。ここのデパートは、アジア圏NO.1の売り上げを誇り、一階の化粧品売り場からすでに熱気にあふれている。しばらく周辺の店舗を含めて足早に視察。

16時からデパートの会議室でミーティング。総勢10名ほど。
いろいろな話をしたが、前提の部分で誤解があり、あまり噛み合わない打合せになってしまった。至極残念。遠距離、通訳を介しての情報交換、街としての文脈を十分理解出来ないこと、など難しさが身に沁みた。
でも、とにかく前に進みながらしか、学ぶことは出来ない。


その後街をぶらぶら。
18時30分ころから、光復南路の「DOZO」という創作居酒屋レストランへ。
ここはデパートとの打合せにも参加してくれたキュウさんの経営しているレストラン。ほかにもいくつものレストランを経営しているらしい。
レストランは6メートル近い天井高があり、テーブルと通路が同一面にあり、客席やその床は掘り込まれたようになっている。
客が食事をしているテーブルの高さを、颯爽とウエイター達が食事を運んでいく。非常に演出されたスタイリッシュな店。Hさんも大喜び。
キュウさんによれば、この場所は以前テレビの公開スタジオで、そこのリノベーションとのこと。道理で天井が高く、街路にも開放的なつくりのはず。ニューヨークにある日本食レストランのイメージとのこと。
食事もおいしく、多いに盛り上がった。


その後シェラトンに戻り、オープンしたばかりのクラブへ。まだあまり知られていないようで客は少なかった。ニューヨークで活動している建築家のTさん、東京で意欲的な不動産開発を手掛けているHさんらと合流。話してみると、大学も年代も近く、共通の知り合いなどが沢山いることが分かった。

その後以前いったバーへ。インテリアはよかったが、時間が遅いせいか、のりはイマイチ。

さらに、ワーナービレッジの側のブラウンシュガーというクラブへ。ローカルの紹介で出かけたのだが、店の前でキュウさんにばったり会う。ここもまたキュウさんの経営らしい。かれは台北の夜の楽しみ方のキーマンの一人らしい。

店内ではマンボなどの音楽を生演奏でやっている。フロアは大盛り上がり。しばらくビールを飲みながら雰囲気を楽しむ。


皆はさらに他の店を覗く、ということだったが、先に失礼することにする。ニシザワはその後もつきあうらしい。


ホテルに25時ころに帰り、メールのチェックもそこそこに、眠る。
明日はランチ後には空港へ向けて出発の予定。