北京WS 8日目 :: 再び

syamashiro05312005-08-06


今日は朝のミーティングをしないので、僕もゆっくり9時過ぎまで寝る。
身支度を整えて、チバ先生とホテルのそばのスタバで朝食。

その後、チバ先生を案内して、三たび798へ。何回来てもいいですねー。ほんとここにアトリエ欲しいわ。

at cafeで休憩した後、建外SOHOへ向かう。


建外SOHOは5月以来二回目。さらに増殖している。
ほとんど同じ高層の建物が、増殖を続けて、360度自分を取り囲んでいる状況というのは、世界中見てもない光景ではないか。
低層部の中華レストランで昼食。

ここにオフィスを構えるUAAのLiuさんと連絡がとれ、オフィスを見せてもらうことになった。
Liuさんは本当は今日は上海への出張の予定だったのだが、台風の影響で飛行機がキャンセルになり、会うことができた。

彼らの事務所は東京大学の博士課程の学生、OBが中心になって昨年8月に設立したもの。

既に大規模な実施物件を抱え、拡大中。5月に訪ねた時より既に規模が大きくなっていて、3ヶ月でオフィスの面積が倍になった計算になる。

冗談半分で「来年来た時には、3フロアくらいつかってやっていそうですね。」といったら、「そうすることも十分出来ると思う。でもその意味があるか、そうしたいかが今の一番の悩みだ」といっていた。

きっとそれは本当なのだろう。


その後Liuさんも一緒に3人で中心部へ。ポールアンドリューによる大劇場の工事現場を眺め、天安門広場を横に見ながら、故宮へ。

巨大な門をいくつかくぐる。そこまででも十分大きいが、「午門」というところで、今日は門が既にしまっていた。夕方時間が遅くなってしまったからだ。
明日またくることにして、街を散策。


その後タクシーで学生の待つワークショップの敷地・什刹海地区の小さな橋へ向かう。

もともと道幅も広くない上に、人ごみと、人力車、それに自家用車やトラックなどが一度になだれ込み、信じられないような混沌とした光景を作り出している。

橋のたもとの屋上テラスのカフェで学生たちと一緒に今日の観察をもとにディスカッションを行う。約90分間。

昨晩の中間講評会でのアドバイスをもとに、もう一度その場に集まってきている人々の視線になって、敷地を見て歩いたようだ。早朝観光客がいない街で何が行われているのか、あるいは逆に観光客になりきって人力車にのり、対象敷地となっている街区が他の観光地化された部分とどのようにちがって感じられるかなどの報告があった。

明日は午前中はミーティングは行わずに集中的に作業を進めることとし、夕方から4時間にわったってエスキスを行うこととした。


その後敷地内の裏道に面した四合院を改修したレストラン「no name」で皆で夕食。
300元以上するワインを2本頼んだので、11人で1200元近い食事になった。今回のワークショップでの最高記録。

その後タクシーでホテル近くまで帰り、いつものマッサージ店に。
90分の足裏マッサージ。90元なり。極楽。極楽。