北京WS 7日目 :: 中間講評

朝8時頃に起床。

シャワーを浴びて、会場へ。ここ2,3日は朝食をとらず、会場でお茶とクッキーだけの軽食。

9時30分に会場へ。みな作業を続けている。特にエスキスするタイミングでもないので夕方まで会場を離れることにする。


ホテルに荷物を置いて、ナンバ先生と798を見に行く。僕は昨日につづいて2日目。でもここを訪ねるのはどこより楽しい。こんな場所にアトリエを構えたいな、としばし本気で考える。

幾つか面白いギャラリーが夏休みでみれなかったが、それでも798スペースやメンテ工事中のBTAPなどをはじめとしたギャラリーを見学。
リノベーションの中華のレストランで昼食。


ナンバ先生と別れて、ホテルにもどる。
ワークショップのお金関係の帳簿の整理と銀行での両替を行う。

その後、会場にもどって仕事をしたり、学生の様子を見る。
チバ先生も無事東京から会場に到着。


17時前になって、先生たちとゲストクリティークのマツバラさんが会場に到着。
定刻を15分ほどおくれて、中間講評をスタート。

昨日と同じように、まず調査発表を行う。

建築のものとしての調査に偏りすぎで、ライフスタイルに関する観察がとぼしいのではないかというような意見がでた。

引き続き、10人の学生のそれぞれのファーストスケッチをもとに各自のアイデアについてプレゼンテーションとディスカッション。
根本的に、保存、観光地化という流れに対して、そこに住まう人々をどのようなライフスタイルとして想定するか、どのような人工密度で計画するのか、そのためには建築がどのような容積を持つべきか、それをどのような建築的なアイデアで実現するのか、というあたりが論点であったように思う。

20時過ぎに終了。


その後、東大の先生4名とマツバラさんで広州料理のレストランで夕食。

会食の後、学生たちとマツバラさん、僕で24時近くまでテラスで飲みながら話をする。
マツバラさんのいろいろな経験や、今回のワークショップへのアドバイス、中国の大学が置かれている現状などについて聞く。

24時すぎにホテルにもどる。