北京WS 6日目 ::再び后海、什刹海地区へ

syamashiro05312005-08-04


今日は気持ちよく目覚めた。体調はほぼ復調したように思う。

定刻通り9時にワークショップ会場へ。
若干遅れて皆がそろった。徹夜の学生も多いようだ。

プロジェクターをセットして、A、B、Cの三班に分かれて行った調査の発表。
様々な要素を街区の平面にプロットしての分析、立面の様子から、オリジナルの四合院から現在の観光客向けの店舗にどのような改修が行われているのかを見ようとした班、3カ所の性格の異なる四合院の現状の実測による報告などを聞く。
午前中いっぱいかけて報告と、それにもとづくディスカッションを行う。

お昼になったので、自転車で学食へ。大学のキャンパス内には19の学食があるそうだ。そのうちのもっとも大きなものへいく。自転車で走っていったのだが、10分以上かかったように思う。

学食には清華大学を訪れる観光客や中高生らしき姿もたくさん見られる。
食事用のプリペイドカードを購入し、カフェテリア形式のフロアーへ。品物をみながら選べるのがうれしい。青菜と椎茸の炒め物、冬瓜のスープ、ご飯で5.5元、75円ほど。


その後、タクシーでナンバ先生と后海へ。湖岸には街の人たちがテーブルをたくさん出して麻雀にいそしんでいる。泳いでいるひともいる。みんな仕事はしないのかしら?

水面を臨むカフェでナンバ先生と一休み。
その後ワークショップの敷地である什刹海地区を再度歩き回る。午前中の学生たちの発表を思い出しながらいろいろと考える。


その後思い立ってタクシーで太山子へ。
BTAPやいくつかのギャラリーは夏休みでしまっていたが、ここ3ヶ月ほどでまたギャラリーがいくつもオープンしている。
ここにはもう少しするとグッゲンハイムが分館を出す、という噂?を聞いている。

雷の音がしてきたので、いそいでタクシーを拾い、清華大学方面へもどる。
渋滞で結構時間がかかった。途中からは強い雨になる。

一度ホテルに帰って、しばらく事務所と連絡を済ませる。


19:30からワークショップ会場に戻りエスキス。10人の参加者一人一人のファーストスケッチを見る。22:00頃終了。
明日は、調査発表と各自のアイデアのプレゼンテーションを行う。
ナンバ、キシダ、チバ、ヤマシロの東大からの講師陣と、清華大学からの先生、マツバラヒロノリさんがゲストクリティークとして参加してくれる予定。

昨晩と同じ街の小さなレストランでチャーハンとビールで遅い夕食。8元、110円ほど。