北京2日目

syamashiro05312005-05-05

9時に起床。

昨晩はよく分からなかったけど、部屋の窓の外をみると不思議な光景が広がっている。
工場の大きな屋根と、ディズニーランドのようなロマンチックな集合住宅、もっとモダンな集合住宅などが出来きの悪いモンタージュのように広がっている。

朝ごはんをホテルの外の食堂でとろうと思うが、なさそう。
大山子地区は郊外で、大きな区画の工場と、新しい集合住宅、ホテルなどが混在していて、区画が大きい。
しかたなく、ホテルのサブウエイでサンドイッチとモカで朝食。20RMB

その後タクシーでBTAPへ。
門のそばの売店で水と目玉焼きを挟んだ饅頭を購入。2+1RMB。明日からはこれにしよう。


BTAPで展示の準備スタート。
現地のワーカーが作ってくれた暗室の中に、模型の位置などを出す。
4.5m角ほどの平面の部屋。天井と壁2面は黒く塗装。残りのL字型の2面には鏡を貼っている。
鏡のウラから映像をプロジェクションするようになるので、鏡へ穴をあけてもらうようにお願いする。

荷物がまだとどかないので作業はゆっくりとなる。

中央美術学校に留学してきている日本人学生がボランティアとして手伝ってくれている。


みんなで798の中の中華レストランで昼食。
めちゃうま。
ギャラリーと同じ、大きなトップライトを持つ空間をレストランとしてリノベーションしている。途中に鉄骨のフレームと木の厚板で床を挿入している。一部は3層になっている。

BTAP地区の家賃の相場は1?、1日あたり1.6元(20円)程度とのこと。
例えば100?で一ヶ月約6万円程度。
これは地区としての注目度が入った値段だと思う。
もっとマイナーな場所であれば、学生でも倉庫を借りてアトリエとして使っているらしい。


午後ヒダカから連絡があり、中国の郵便はメーデーのお休みで機能していない可能性ありとのこと。
いろいろ打ち合わせて、北京で投影用の模型とDVDを作成することに方針転換する。


ボランティアにきてくれている中央美術学院に留学しているシミズさんに案内してもらい、「建材大世界」でステンレスの8mm角棒製のフレームを注文。明日の午後一には届けてくれるらしい。二つで400RMB。
「総合市場」でスクリーン用の布、ケーブル類などを購入。中央美術学院前の画材屋で接着剤を購入。
北京在住3年目の彼女のアシストがなければどうなっていたか。
謝謝。


夕方BTAPに帰り、荷物の移動やプロジェクタの台の設置等を行う。
英語のまったく通じない中国人のワーカーになんとか話をして、照明を吊るす方法等を伝える。


東京画廊のタバタ氏らが市内のCBDでやっていたアートフェアが終わって帰ってくる。
スタッフのみんなと一緒に台湾料理のレストランで夕食。あいかわらずうまい。


ホテルに帰り、DVD用のデータのダウンロードをしようと思ったが、まだ届いていない。
カメイさんに電話連絡すると、TG用だけで300MB、現在YouSendItでアップロード中とのこと。
Garandoは明け方以降に送信予定とのこと。
ダウンロード開始は明朝スタートすることに。