CSNC 0227 Flash Mob/Marking/Coal Tearoom/urban performance/パーティー

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朝は6時過ぎに起床。ニシザワくんはリビングでビデオ編集作業を続けている。ビデオもののつらさは、最後に少数の人間に負担が集中すること。ぼくもFinal Cutを勉強しようかな。短時間でちゃくちゃくと編集の質を上げて行く様子は、さすがのもの。

10時をすぎると参加者の学生がアパートに再び集まってきてくれる。ビデオのキャプションの文章などをチェックしてもらう。

13時からはUTSの学生の企画によるFlash Mobがあるのでそちらに参加するために、ニシザワくんを残してアパートを出る。Flash Mobは、事前にwebなどで告知をして参加者を募り、街頭で決まった時間にある時間(3分など)参加者の群衆がストップモーションをしたりするもの。今回はあまりたくさんの人は集まらなかったけど、数百人規模でやればおもしろそう。だからなんだ、という気もするが。

その後は、市街地とフェリー乗り場をつなぐ人道橋に数百個の風車をつけるインスタレーションをした、イノクマ・カイホウ・チームの作品を見る。昨日の夕方はどうなることかと思ったが、さすがに間に合わせてきた。

エスミ、カメタニの出雲チームは空き店舗の中に、ニューキャッスルのシンボルである石炭をとりあげた茶室をつくり、実際に点前を市民にサービス。一度に多くの人をもてなすことはできないので、実際に体験できたのは50-60人ほどであったが、みな楽しんでくれたよう。

17時からは、Renew NewcastleのHQで最終講評。スタジオ毎に、制作過程や最終成果を発表。ニシザワくんがきっちりビデオを間に合わせ、REスタジオも発表。今回は実際のインスタレーションは一切に製作せず、モンタージュビデオでプレゼンテーションを製作してみた。ただ、そのための撮影では、普段より高い視点の楽しさを説明するためにポールの先にカメラを取り付けて街を走って撮影したり、2階レベルの屋外テラスの楽しさを、既存のひさしの上に登って体験してみたりというような実験を行った。成果物のビデオは、提案の内容もさることながら、なかなかの評判を得ることができた。「都市計画審議会にぜひこのビデオをアピールしよう」といってくれるメンバーもいてうれしかった(彼女とは、提案の妥当性をめぐって、長時間議論したので)。

講評会のあとはHQの前庭で、パーティー。みなの顔が明るくてうれしい。