ブドウ畑のレストラン

ヤマシロは直接関わっていませんが、ヒダカさんとニシザワさんらの共同プロジェクトである「山形県南陽市ブドウ畑のレストラン」が進行しています。

東北芸術工科大学の学生とのブレストの様子が、山形新聞に掲載されています。

南陽の十分一山に野外レストラン 芸工大生らのプロジェクト進行中

 南陽市の白竜湖を見下ろす十分一山で、東北芸術工科大生らの「畑のレストラン」プロジェクトが進行している。同市内の温泉旅館が所有する山林を活用し、景観全体を楽しめる野外飲食スペースをつくる計画。ブドウ畑だった休耕地が今秋、若者のアイデアを取り入れた実験的な野外レストランに生まれ変わる。(中略)

 この森に、須藤社長と親交のあった東北芸工大の西沢高男准教授と東京大柏キャンパスの日高仁特任助教が、環境デザインや農村振興の観点から着目。芸工大プロダクトデザイン学科3年生の演習を兼ね、森の一角に野趣たっぷりの「畑のレストラン」をつくろうと動きだした。西沢准教授は「山形に向かう新幹線からブドウ畑の荒廃を見ては気になっていた。このフィールドで実践できるのは学生にとっても有益」、日高助教も「後継者難にあえぐ農村に新たな価値と活力をもたらす1つの事例になれば」と意気込む。

 先日、赤湯温泉観光センター「ゆーなび からころ館」の一室で行われた学生のプレゼンテーションでは、畑に残るブドウ運搬用トロッコのレールを活用したフロアや、白竜湖を見下ろし足元を風が吹き抜けるベンチ、ブドウ用ハウスをそのまま使った店舗空間など、多彩でユニークなアイデアが続々と披露された。須藤社長は「力作ぞろいでワクワクする内容ばかり。まず複数の提案を取り入れたレストランを試験的に作って楽しみながら、将来のレストラン形態を煮詰めたい」と評価。10月初めにも仮設レストランで試食会を開く意向だ。

http://yamagata-np.jp/news/200908/27/kj_2009082700523.php

仮設レストランは特設の照明などで彩られる予定。詳しい事が決まったら、またお知らせしたいと思います。

Responsive Environmenturban dynamics laboratory、あるいはCity Switchプロジェクトといった複数の(でもほとんどメンツの重なる)プラットフォームでこれから考えられているプロジェクトとして、

2009年10月 山形県南陽市ブドウ畑のレストラン
2009年10月 横浜象の鼻でのファイヤーマシンをもちいたインスタレーション
2009年10月 新潟県上越市での建築によるまちづくりを考える「建築トークイン」(ヤマシロが参加)
2010年2月 オーストラリア・シドニーでのUrban Island展参加
2010年2月 オーストラリア・ニューキャッスルでのCity Switch Newcasteleワークショップ
2010年8月頃 出雲でのCity Switch出雲2010と、自転車と公共交通機関を組み合わせたイベント

などが準備中。まだまだ増えそうな予感。