DAL 0411 成田空港/大連国際空港/中山広場/旧ヤマトホテル/東港/No.15倉庫/大連理工大/星海広場/大連駅

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昨晩は26時過ぎまで荷造り。ちょっと睡眠。5時30分起床。シャワーを浴び、荷物をまとめる。家族に朝の挨拶をし、見送られて出発。巣鴨から電車に乗り、日暮里でスカイライナーに乗り換え成田空港へ。

空港でチェックインし、出国手続き。途中でイシカワ先生と合流。無事に予定通り飛行機に乗り込むが、急病人が出て、いったん滑走路に向かいながら引き戻る。結局一時間遅れて出発。ヤレヤレ。約3時間ほどの飛行。成田から大連までは1700kmほどで、上海までの距離と同じくらい。北京や台北より400kmほど近い。あっけなく到着。空港でイシカワ先生の知り合いでもあるノボリサカさんとウさんと合流。車に乗せてもらいホテルへ向かう。

ホテルは中山広場に面した旧ヤマトホテル、現在は大連賓館と呼ぶ。満州時代からの歴史あるホテルだが、いまはいまひとつ冴えないホテル。設備やサービスはダメのようだが、部屋からの中山広場の眺めはなかなか。14:00にホテルのロビーで大連理工大学のシュウ先生とコウ先生と落い、東港へ。

東港とそこにあるNo.15倉庫が今回の合同スタジオの題材。倉庫は1929年に建設され、大連の激動の歴史をみまもってきた建物。RC四階建て、200mX30mほどの平面。マッシュルームの無梁構造。岸壁に近接して建ち、足下には船から降ろし、倉庫にしまっておいた荷物を鉄道に積み込むための引き込み線もある。中を見せてもらい、屋上に上ってみる。東側の既にクリアランスされた広大な空地には、サマー・ダボス会議新興国ダボス会議)のためのコンベンション施設や、美術館などが建設され始めている。今後五つ星ホテルや高級集合住宅などが建設されるとのこと。一通り見学をし、車で市の南西部にある大連理工大へ向かう。

大連理工大学では、新建築学科長のハン先生、チョウ先生らも加わり合同課題やワークショップの進め方について議論。ワークショップの日程は短いので、効果的なコラボレーションの方法を議論する。一通り合意に達し、記念写真を撮影して終わる。その後星海広場の側のレストランで会食。海鮮料理がおいしい。はじめてナマコの姿煮をいただく。免疫力があがるそうだ。

再び市中心部にもどり、携帯用のSIMを購入。道ばたのキオスクで買うかたち。50元(850円)。ホテルにもどって荷物を置く。パソコンをネットにつなぎ、skypeで東京の家族としばしビデオ通話。冷蔵庫をみると、飲み物がすべてカビ臭い。しょうがないので夜の散歩ということで、大連駅方向を目指して歩く。21時ころになると人通りも少ない。夕方はたくさん人を見かけたのだが、どこかほかで盛り上がっているのか、夜が早いのか。どちらだろう。道ばたで地図を買い、コンビニでビールを買う。ビール350ml缶4元(68円)。ホテルの部屋には、カラオケの音が響いている。