VWS 0920 ワークショップ講評会/船上レストラン

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朝は7時過ぎに起床。ホテルで朝食をとり、9時に大学へ。スタジオでは、すでにベトナムの学生が作業をしている。続いて東大の学生もぞくぞくと集合。プレゼンテーションまで5時間。

たくさんのノートパソコンがならび、コンセントをもとめて床に座ってパソコンを使っているものもいる。ベトナムの学生は床にすわって模型を作っている。アジアらしい風景。実質的な作業時間は二日半ほどだが、ひとチーム6-7人いるので、プレゼンテーションの密度もそれなりに上がってきた。途中、タートルサークル近くの写真屋にビザ用の写真を撮りにいったりしながら、学生たちの作業を見守る。

お昼ごはんはロッテリアハンバーガーを買って、ホテルの部屋でメールをチェックしながらいただく。

午後2時30分から講評会。プロジェクターの準備にてまどり、30分ほど遅れる。学部長、副学部長、カン教授、リム講師のホーチミン建築大の講師陣と、ナンバ先生とヤマシロの東大側の講師陣が出席。5つのチームが10分づつプレゼンテーションをする。敷地周辺全体を置き換えて再開発をする案から、リノベーションによるソフトタッチの介入まで、バラエティのある提案。リノベーションの案がもっとも評判がよかったのは、急速な発展を遂げるホーチミンという都市を考えると意外な感じもしたが、これは歴史を専門とするカン先生らのコンセプトなのだろう。講評会後には大学から楯などをもらう。

ホテルへの帰り道に、道端の屋台でビールを学生とのみ、一息つく。ホテルにもどって服を着替えて、ロビーに集合。タクシーに分乗してサイゴン河の船上レストランへ。二時間以上かけてゆっくり食事をする。ワークショップが一息ついたので、学生たちもリラックスしている。最後にサイゴン河を少しクルーズし、ふたたび船着場にもどる。船からはコンペの対象地であったトゥーティエム地区が見える。現在はスラムも広がる未開発の地区。10年もすればここに高層ビルが立ち並ぶのだろうか。

タクシーでホテルに帰り早めに休む。