CSP 直前告知 10/17(水) 日豪若手建築家シンポジウム!!

準備を手伝って来た日豪若手建築家によるシンポジウム「高密都市vs低密都市/サステーナブル・リビング」が今週10月17日(水)の夕方18:30より、東京国際フォーラム・ホールD5で開催されます。

日本からは千葉学氏と山下保博氏の建築家をむかえ、東京の高密な環境の中での都市生活や住宅について語っていただきます。
オーストラリアからはジェラルド・レインムス、エイドリアン・ラホウド、ジョアン・ジャコビッチの3人の建築家、研究者を迎え、日本とは異なる密度の中で、どのような計画がなされているかを話してもらう予定です。

山代もモデレーターとして参加します。

当初は会員専用のプログラムだったのですが、もったいないということで、急遽会員以外の方にも無料で参加いただけることになりました。
学生の方にも、もちろん参加していただけます。

貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。予約などは不要ですが、定員がありますのでご注意ください。

JIA建築家国際交流基金助成プログラム
日豪若手建築家シンポジウム

「高密都市vs低密都市/サステーナブル・リビング」

 人間の今日住環境の質にもっとも大きな影響を与えるのが人口密度です。日本の都市は世界でも高密であり、日本の建築家は、高密かつ狭小な宅地で快適な空間を創造することにかけては他の追随を許しません。このような住空間は、交通、消費、エネルギー、通信など都市の様々なインフラに依存しています。

 一方、オーストラリアは極めて人口密度が低く、日本の100分の1以下であり、一部の集落では、人々は都市インフラへの依存もなく現代生活を送っています。このようなインフラに頼れないなかでどのよう住空間を設計し、コミュニティを維持していくかは東京の都市部とはまったく異なる様相をていしているだろう。

 環境問題、人口減少、高齢化などにより大きく住まい方の概念の変化を求められている今日、対照的な環境でデザインに取り組む日豪の若手建築家が、それぞれのデザイン思想を紹介し、議論することは、将来の住まい方と建築に関心をもつ多くの人に取って多大な示唆を与えるでしょう。

 なお、このシンポジウムは「JIA建築家大会2007東京『環境の世紀と建築家』」の一環であり、両国の若手建築家による交流プロジェクトCity Switchのキックオフを兼ねています。

■日時:
2007年10月17日 (水) 開場18:00 開演18:30 終了20:30
■会場:
東京国際フォーラム ホールD5
www.t-i-forum.co.jp
〒100-0005 東京都千代田区丸の内三丁目5番1号
TEL 03-5221-9000(代) FAX 03-5221-9011
■参加:
公開プログラム、無料、定員100名

■プログラム:
豪州建築家と日本側建築家の作品紹介並びにパネルディスカッション

挨拶/大野秀敏

プレゼ1 千葉学

プレゼ2 ジェラルド・レインムス Gerard Reinmuth / TERROIR

プレゼ3 山下保博

プレゼ4 エイドリアン・ラホウド Adrian Lahoud / Asabiyah

プレゼ5 ジョアン・ジャコビッチ Joanne Jokovich

ディスカッション・質疑応答 モデレーター 山代悟

■主催: 
(社)日本建築家協会
■協力:
王立豪州建築家協会(RIAA:Royal Institute of Australian Architects) 
■助成:
日本建築家協会 建築家国際交流基金助成プログラム
■情報:
大会HP http://www.jia.or.jp/2007tokyo/index.html