TRWS2007 0914 アッピア街道/メモリアル/真実の口/中間講評/中間打ち上げ

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朝7時に起床。朝食の後、パンテオンへ。その後ピアッァ・サンティニャツィオへ。湾曲したファサードをもつ建物群が、楕円形の広場を作り出している。

朝10時に大学でガッツォーラ教授と待ち合わせ。先生方と一緒に車でアッピア街道へ。戦没者の慰霊施設へ。第二次世界大戦の末期に、ドイツ軍に虐殺されたレジスタンスたちの慰霊施設。大きなコンクリートのかたまりがわずかに持ち上げられた空間。そのコンクリートのマスのしたに墓が並んでいる。現代建築の崇高さの表現の典型か。その後トンバ・ディ・チェチーリア・メテッラへ。トラバーチンで覆われた墓の上に、レンガづみの壁が建っている。もともと墓として作られ、その後洋裁の一部として使われている。

その後車でセンターにもどり、真実の口で有名なサンタマリア・イン・コスメディン教会へ。その後ピラミッドをみて、近くのレストランで昼食。太いきしめんのようなパスタ。歯ごたえがありすぎで、細長いもちを食べているような感じ。先生の車で大学へ。

少し予定からおくれて午後3時に中間講評スタート。4つのグループがそれぞれプロジェクトの概要を説明。それぞれいろいろと考えられているのだが、似通っているのが気になる。まだローマというものに飲み込まれた状態なのだろうか。来週もう少し展開できるようにがんばりたい。

中間講評後、一人でポポロ広場のそばのホテル・ラッシーの中庭でビールを飲む。高いビールだが、ローマの優雅な層の雰囲気をすこしだけ味わう。夜は8時15分にナボナ広場で集合。観光客たちや大道芸人でにぎわっている。近くのレストランで日本チーム、イタリアチームいりまじって、中間の打上げ。ワインやビールで大騒ぎをする。

帰りにインターネット・ポイントでメールをチェック。宿坊にもどり資料をプリントアウト。施工図のチェック。