TRWS2007 0911 グループ分け/ザハ/ピアッア・デル・ポポロ/スペイン階段/ラ・リナシェンテ/テルミニ

20070911spanishsteps.jpg

朝6時に目が覚める。まだ時差ぼけがあるせいか、宿坊の門限の関係で、12時過ぎには眠るせいか。昨晩インターネット・ポイントでダウンロードしておいたコンペのプレゼンをプリントアウトし、事務所と電話で話す。すこしづついい方向に向かっていると思う。

朝9時にマルコさんが迎えにきてくれたので、みなでバスで大学へ。ポポロ広場の北にある別の校舎。グループ分けをしたり、ネット環境を整える。

その後、近くにあるザハ・ハディドの建設中の現代美術館の建設現場を見学。昨年のワークショップに参加していた女性が建設会社の一員として働いていて、詳しく説明してくれる。近くのリストランテで昼食をとり、大学でメールなどをチェクした後、ポポロ広場、スペイン階段などをぶらぶらする。夕方からはガッツォーラ教授のレクチャー。ローマと北京の都市建築のタイポロジーについて。

レクチャーの後、バスでラ・リナシェンテへ。「環境としての建築」に載っている百貨店。外観はきれいに使われている。内部のインテリアはもちろんどんどん新しくなっているのだろう。外観に空調のダクトがデザインされて現れていることが有名な建物だが、すでにそのダクトは使われていない。更新スピードのはやい設備を建築の意匠にとりいれることの難しさを感じる。

バスでテルミニ駅へ。なんとなく上野を思い出す。先生たちと分かれ、ガイドブックにのっていたコインランドリーを探すが発見できず。スーパーで買い物をして宿坊へもどる。入り口のベルを鳴らすが、だれも応えてくれない。お祈りの時間だろうか。近所のレストランで一人で夕食。メールを送ったとの電話を受けて、向かいのインターネット・ポイントへ。いまは日本時間の午前四時。ごくろうさまでした。無事ダウンロード。

宿坊へ戻り、スーパーでかった2ユーロのキャンティワインとチーズをいただきながら、送られたコンペのプレゼンテーションを吟味する。