ついでに本の紹介

ついでに槇文彦先生の書籍の紹介を。
■記憶の形象―都市と建築との間で
■記憶の形象〈上〉―都市と建築との間で(文庫版)
■記憶の形象〈下〉―都市と建築との間で(文庫版)
代表的な文章を集めた書籍。文庫版がありますので、学生さんでも購入しやすいかも。

■見えがくれする都市―江戸から東京へ
大野秀敏先生らと書かれた東京論の代表作の一つ。

■槇文彦のディテール―空間の表徴‐階段
先日の懇親会で、槇さんの階段が好きだ、といっていた学生がいますが、これを読んでみてください。

この他にも鹿島出版界SDからの作品集4巻、ヒルサイドテラスに関する書籍などが多数出ています。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。


「記憶の形象」の解説に書いてあった、「インターナショナル・スタイルにも陥らず、日本に眼を捉えながら日本主義に堕すこともなく、一貫して〈都市と建築〉の生態的・文化的意味を問い、都市のなかにたたずむ建築の美を求め続けた」という解説は非常に的確だなと思いました。