群言堂

朝日新聞のDO楽、というサイトにのっている、「群言堂」デザイナー松場登美さんのインタビュー(動画)
http://doraku.asahi.com/hito/runner/070119_02.html

「群言堂」は島根県石見銀山のふもとの大森町という過疎の町に本拠地を構えるアパレルメーカー。大森町はぼくの出身地の出雲市からは車で2時間弱かかるが、帰省したときにはときどき遊びにいく。古い街並が残っていて、そのなかにある小さな飲食店やギャラリーを覗いて歩くことができる。

「群言堂」はそのなかで、おそらく一番大きな店を構えている。服を売っているだけではなく、雑貨の販売やカフェがあり、大森町の散策の起点になるような場所。こういったインタビュー記事になるほど有名なところだということは知らなかったが、インタビューの内容はいろいろと示唆に富むもののように思った。

田舎暮らし、ということが魅力的なテーマとなりうること、
町の活性化が必ずしも町の出身者によるものでなくてもいいこと、
都会の店舗で服を販売することで、年間8000人の人々が服とその背景となる町を見るために町をおとずれるというようなことがあり得ること、
若い人を引きつけることができること、など。