0127 準備/国立新美術館/経理

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今日は明日のシンポジウムの準備。昨日から妻と子供たちは妻の実家に帰っているので、一人で作業をする。

夕方から六本木に向かい、国立新美術館へ。もとは東大の生産技術研究所があり、その前は軍の施設であった場所。僕が大学院の学生だった頃はまだここが使われていた。普段は本郷で過ごしていたが、原先生や藤森先生の授業をとるために通ったこともある。

でも、自分にとってもっと重要だったのは、いまでも続けているResponsive Environmentの活動の出発点がこの場所であったこと。ミーティングもここでやっていたし、1993年の第一回目のパフォーマンス、1994年の第三回目のパフォーマンスもこの建物の屋上でおこなった。

あたらしい美術館の敷地に一部が切り取られて再生されている。ショートケーキの一片のように切り取られているのが悲しい(写真)。


オープニング展示のひとつの「日本の表現力」の制作にカメイさんが加わっているので、その展示をみる。歴史を振り返る部分は、50年代以降のものが中心。アニメ、まんが、ゲームなどが主で、再放送なども含めると子供時代にリアルタイムで見聞きしていたものばかり。改めて、そういった時代に生まれ育ったのだなと思う。

会場の案内をしていたカメイさんにあいさつをし、会場を後に。表参道の好きなカフェでのんびりした後、馬場の事務所で経理の締めのための作業。