ブログで離島

ブログで離島活性化のアイディア募集・マイクロソフトが支援

 マイクロソフトは12日、離島の各自治体がブログを使って地域活性化のアイディアを募集する「ブログで離島応援計画」の支援を始めたと発表した。同社サイトでIT技術者に広く意見の投稿を呼びかけるほか、実際にITを活用した活性化案が採用された場合はシステム導入も支援する。同社では「今回の取り組みを通じ、技術者の社会に対する貢献を広く伝えたい」(離島応援計画連絡会事務局長の森屋幸英・マイクロソフト日本法人シニアマーケティングエグゼクティブ)としており、離島活性化とともに、IT技術者に対するイメージ向上を図る考えだ。

 「ブログで離島応援計画」は隠岐諸島島根県隠岐の島町など)、トカラ列島(鹿児島県十島村)、式根島(東京都新島村)の3つの離島の自治体や青年会議所などが観光や教育などの地域活性化のアイディアをブログで募集する取り組み。まず12日に隠岐諸島のブログを開設し、11月にはトカラ列島式根島のブログも順次期間限定で設置する予定だ。(以下略)

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba001012102006

地域の再生というのは、建築や都市の仕事、と思いたいところですが、もちろんそれだけではありませんね。

ここでは「ITを利用してアイデアを集めること」(ここには建築的なアイデアも含まれるのかな)と、「ITの活用によって地域の魅力を外に伝える」「ITの利用で可能になったライフスタイルの島での展開」「ITに関わる産業を興す(就労機会の提供)」などが議論されるのでしょう。

ITの利用が前提となった時代の都市デザインというのはurban dynamics laboratoryのメインテーマでもありますので、ぜひ追跡してみたいと思います。