犬と暮らす
今日、日曜日は某一般向け住宅雑誌L誌の取材立ち会いで、八王子のCrossing CAVEへ。趣味を楽しむための住まいの特集の中で、ペットと共生する住まい、というカテゴリーでの取材とのこと。
ライターの方とお施主さんと3人で一時間以上話をしたが、お施主さんにとって「犬を飼う」ということは、始めたり、終えたりすることのできる「趣味」ではなく、人生の大事な一部分になっているということを痛感した。世の中にはそうではない飼い主も沢山いるだろうし、そのために生まれている悲しい出来事も沢山あるのだろうが、このお施主さんと同じように感じ、行動して行く人は確実に増えるだろうと思う。
子ども部屋よりペット部屋? ペットが子どもより多い時代の住まい
14歳以下の年少人口が2005年で約1800万人なのに対し、飼い犬と飼い猫の合計数は約2500万頭。住民基本台帳とペットフード工業会の「犬猫飼育調査」のデータを見比べると、ペットの数が子どもの数を大きく上回っている。
「ペット共生住宅は特殊な仕事だ」などと思っていたら、時代から取り残されるかもしれない。「ペット部屋を設計して」という依頼も、現実のものとなっている。ペット共生住宅の一般化とともに、ペットとのほどよい距離感を保つプラン上の工夫が求められ始めている。