マナー

犬放し飼いシーン「ダメ」、条例違反の指摘でCM中止

 神奈川県鎌倉市の海岸を犬が走る日清製粉グループ本社(東京都)のテレビコマーシャル(CM)が、飼い主のマナーを定めた県条例に違反すると視聴者の指摘を受け、差し替えられることが13日、わかった。

 県動物愛護管理条例は、犬を放し飼いしないよう求めており、県は「直ちに条例に反しないが、マナーについて誤解を与え、望ましくない」としている。

 同社によると、問題となったのは、放し飼いの大型犬2頭が飼い主のもとへ走り寄り、じゃれ合う場面。グループ各社のイメージ広告で、首都圏で4月中旬から毎週日曜日の夜に放映されていた。

 撮影地は、鎌倉市七里ヶ浜海岸で、県の許可を受け、3月末、警備員を置いて撮影した。CMは、撮影地が記されていないが、風景から神奈川県内と判断した視聴者が11日、「県条例に違反するのではないか」と指摘。同社は、県に照会し、12日にCMの差し替えを決めた。
(2006年9月14日3時38分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060914i411.htm?from=main4

まあ、指摘した人の気持ち(世の中を良くしようという正義感?)も、指摘を受けて対処をした人たちの判断も分かりますが、なんだかすごい世の中ですね。

そのうちあらゆる映画やドラマ、小説などでも「このシーンは暴力など非合法的な行為を描いていますが、これは表現の為のものであり、、、」といった注釈がいちいち出てきそうです。