UIWS0803 セイリング/エスキス初日

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朝は8時過ぎに起きて、Tomさんのスタジオへ。昨晩のパーティーの後片付けを手伝いながらしばらく待って、車で出かける。オペラハウスよりもうちょっと東側のヨットハーバーへ。昨晩のパーティーにも来ていたエイドリアンというカンタス航空の国際線のパイロットにセイリングに連れて行ってもらう。Tom、ハイメ、リサ、グレッグ、ジョアン、マティアス、ヤマシロというメンバーが同行。

12m(40フィート?)くらいあるヨット。食べ物や飲み物を積み込んで出発。しばらくエンジンで進んだ後、帆を張って出発。悪天候も予想されたが、実際にはとてもいい天気。他のヨットやフェリー、観光客のためのパワーボートなどが行き来するのをみながらのんびりとセイリング。シドニー湾を外海の方向へ進み、湾の端まで来た所で、静かな入江に錨を下ろす。冬なので風は少し冷たいけれど、日差しが出ているときは大丈夫。ひなたぼっこをしたり、食事をしたりして楽しむ。再びゆっくりと最初のヨットハーバーに戻る。大学でのエスキスの時間が迫っているので気持ちは焦るが、セイリングでは急いでもらうことも出来ない。風まかせ。

ヨットハーバーについて、おりるときにアクシデント発生。コートのポケットに入れていた携帯電話を海に落としてしまう。あっ、と思ったがもう遅い。ゆっくりと沈んで行く携帯を眺めるしかなかった。


タクシーを拾って大学へ。16時過ぎから最初のエスキスをスタート。まだまだスケッチや小さな模型の段階。それぞれの案のエッセンスを取り出し、出来るだけ小さな物理的な操作で最大限の効果を得ること、時間の経過に伴ってどのような変化を空間にデザインできるかを一緒に考える。

こういうエクササイズはなれていないようだが、何人かは意味を飲み込んでくれ始めているようだ。明日はできるだけこれまでの作品のビデオや写真、他の作家の作品などを見せながら理解を深めてもらおう。


エスキス終了後、ジョアンについていってもらってダウンタウンソニーセンターへ。携帯を物色。シャープ製のGSM携帯を購入。$149なり。その後チャイナタウンで中華で夕食。早めに帰って就寝。