1/3 北京

朝8:00起床。9:00過ぎにアパートを出る。建外SOHOのスタバで朝食。今後の作業についてニシザワくんとミーティング。


街のキオスクに大きなポスターが貼ってある。なにか見覚えがあるなと思ったら、安藤忠雄さんがオフィスにたたずんでいる写真。雑誌の広告らしい。


オフィスにつくと、プロジェクトについてのブレスト。1時間程度のブレストを2本。なにしろ分からないことが多いので、ボリュームー平面ーファサードーイベント的なもの、というような段階を追ってスタディをするというより、あらゆるスケールのアイデアを出すように心がける。


昼食はタクシーで鼓楼のそばの四号院をリノベーションしたレストランへ。食後にあるいて夏のワークショップの敷地だった地区へ。湖がすっかり凍って、大勢のひとがスケートやソリを楽しんでいて驚いた。


Lさんから電話があり、クライアントとの打合せによって、敷地が変更になった旨を聞く。だんだん何があっても驚かないようになってきた。


午後はオフィスにもどって、午前中のブレストをもとに建物の骨格をスケッチ。打合せのための資料を作成。合間に東京、出雲と連絡をとる。


夜は21:30頃から打合せ、Lさんとスタッフに対して、一日のスタディの結果をプレゼン。商業施設については大旨好評。集合住宅については課題が多く残った。やはり住宅については保守的な面もあるようだ。ディスカッションで印象的だったのは、行政がかなり公共性についての意識が高く、法規を守っているだけではプロジェクトが許可されないということ。逆に高い公益性があると認められれば法規も弾力的に運用されるという面があるらしい。


打合せの後は小さな食堂でビールで乾杯。アパートに戻って眠る。