北京6日目 市内を巡る

syamashiro05312005-05-09

今朝は8時ころにゆっくり起きた。

ホテルを出て、タクシーで天安門へ。休暇明けもあるのか、渋滞がひどい。
天安門広場は、イメージばかりが膨らんでいたのと、スケールを比較する物がないせいか、意外に小さい感じがした(もちろん本当はおおきいんでしょうが)。

その後地下鉄を使って、国貿駅まで行き、建外SOHOへ。
山本理顕さんたちの設計。近くで見てみると、特徴的なグリットパターンの白い部分が、パネルではなく、左官材で仕上げられていることに驚く。超高層の外壁を左官で!
また、第二期、第三期、第四期と同じ物がどんどん増殖している様におどろく。

建外SOHOでは東京大学の留学生やOBがやっているUAAという事務所を見学。プロジェクトを見せてもらう。
初めてまだ一年に満たない事務所だが、既に大きな研究所のプロジェクトや市の街路景観のデザイン等の仕事を進めているということ。

コアのスタッフが東大留学生、OBの中国人と韓国人、主にデザインを担当するスタッフが若い日本人、オペレータが若い中国人というような構成。
事務所でいろいろと話を聞いて、SOHOの中の四川料理のレストランで食事。


その後、一人でタクシーで清華大学へ。
建築系の本館で許教授、周助教授、張さんと打ち合わせ。打ち合わせが日本語でできるので助かる。
スケジュールや、ワークショップのプログラム、予算等について話した後、ワークショップの会場となる教室等を見せてもらう。
おおむね問題も解決でき、ほっとする。

ワークショップの敷地の候補となっている、人民広場の南側に広がる前門地区を簡単に見て歩く。
中央美術学院のカトウさんが合流し、一緒に歩いてくれたのでいろいろと解説してもらえた。
第一印象としては、上海のユエンのそばのリロウに似ている感じ。
商業地域と、住居地域が背中合わせで広がっている。
清華大学ではこの地区の保存と再開発の都市計画のマスタープランを作成しているということ。


その後、ワンフーチンのショッピング街で、現地用のケイタイを購入。台湾やヨーロッパでもSIMを交換するだけで使える機種にする。ソニーエリクソン製。
これで電話代もずいぶん安くなるはず。


その後、ヤマシロ、コウチ、BTAPのカネシマさん、ハナさん、中央美術学院のカトウさん、カナダ人女性の6人でギョウザ屋へ。
6-7種類のギョウザを堪能する。

皆に最後の挨拶をして分かれる。


北京飯店でUAA総経理リュウさんとお茶をする。かれは今日、内モンゴルに急遽日帰りの出張をしてきたとのこと。
北京での仕事の進め方の苦労や、事務所の運営のしかたなどについて話を聞く。
彼は中国人だが、日本的な設計監理のクオリティをいかに維持できるか、苦労しているようだ。

その後、いろいろ四方山話をしながらホテルに送ってもらう。


ホテルについたらそのままマッサージ室に向かう。コウチさんやカトウさんもきていた。
足裏マッサージをしてもらい、部屋に帰る。

26時ころ就寝。明日は帰国する。