大地の子

しばらく前からKindleで読んでいた山崎豊子の「大地の子」ようやく読み終わりました。先日の大連滞在中も読んでいたのですが、大連も舞台として出てきたり、北京、上海、内モンゴル呼和浩特、木更津と風景の浮かんでくる都市がどんどん出てきました。

満州国と敗戦後の悲惨な撤退、中国残留孤児、文化大革命、急速な近代化と軋轢、日中の企業の丁々発止のやりとり、豊かになる都市と取り残される地方の信じられないほどの格差。

一つ一つの事実は情報としては知っていても、小説という人物を通じた描写によって胸に迫ってくるものがありました。

まだの方はぜひご一読を。

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