DAL 0426 レンタカー/見送り/成田空港/大連国際空港/アパート/大連理工大学/研究室

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朝は7時ころに起床。荷物をまとめたり、カズの朝食や学校の準備を見守る。8時過ぎにカズを送り出し、しばしのさよならの挨拶。その後荷物を封をし、レンタカーを借りに。今回はさすがに電車でもっていくには荷物が多めなのでレンタカーで行ってみることに。

チオを起こし、9時過ぎに妻と一緒に車のところへ。なぜかアルバイトのカイさんがいる。偶然だと思って話しをしていたら、事務所のみんなも現れてびっくり。サプライズで見送りにきてくれていた。ちょっとびっくりして、感激した。みなに見送ってもらって、成田空港へ。特に渋滞もなく、空港側のレンタカー屋に到着し、空港ターミナルまで送迎してもらう。2時間ほどかかり、特に早い訳ではないが、らくちん。最近はツイッターをよく使っているが、車を運転しながらだとつぶやけない。そのうち、ハンズフリー音声認識でつぶやけるものとかが出るような気がする(もうあるのかも)。フライトの直前まで、ツイッターでもらうメッセージに返信。

空港でチェックインしようとすると、荷物の超過で追加料金を32,000円ほどとられる。中国で32,000円あれば、結構なものが買える。ちょっと反省。遅れてくる家族にはちゃんと言わなければ。今回は中国南方航空。特にトラブルもなく、定刻に大連に到着。

空港には、ワークショップでもお世話になった周先生と院生のHao君が出迎えにきてくれている。両替を済ませ、大学の車でアパートまで送ってもらう。

アパートは大学の東側に隣接してある、海外からの研究者や教員、博士課程の学生などが住む家族向けのもの。管理がうまくいっている区画を選んでくれたとのこと。設備は最新とはいかないが、きちんと掃除がされている様子で安心する。大学の東門まで歩いてすぐだし、市の中心部への23号線のバスの停留所がすぐそばにある。部屋は90m2ほどで2LDK。残念ながらバスタブはないようだ。近くの温泉を探さなければならない。管理の係員といっしょに、部屋内の設備を一通り確認して鍵を受け取る。インターネットの有線の施設があるが、うまくつながらない。

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夕方に周先生と一緒に大学へ行き、前回も宿泊したホテル棟の中のレストランへ。范悦(Fan Yue)学院長、張険峰(Zhang Xianfeng)副学科長、陸偉(Lu Wei)教授、周博(Zhou Bo)教授、于輝(Yu Hui)副教授が歓迎会をしてくれる。食事会中は時々英語、日本語で話しもするが、僕のスタジオや研究室をどうするかといったことも話し合われているようで、中国語での会話が飛び交う。口調や雰囲気でそんなに悪い話しではなさそうなことは分かるが、一人取り残されるのは不思議な感覚。今週は生活の基盤を整え、金曜日に2年生の製図の中間講評に参加して様子を見て、週末に課題書を一緒につくり、来週からスタジオを始めようということになる。

食事会を終え、建築与美術学院の建物へ。建物前のスズカケノキが大胆に剪定されていてビックリ。ほとんど丸坊主。これでは昨年と同じライティングのインスタレーションは出来ないですね、と笑う。さすがにやることがダイナミック。滞在中は5階のプロフィリットガラスで仕切られた部屋を研究室として使っていいと案内される。昨年のワークショップのときに、講師控室として使っていた部屋。十分すぎる広さ。広いワークショップ用のスペースに隣接しているので、いろいろと面白いことが出来そうだ。その後、各学年の製図室を回り、夜に作業をしている様子を見る。

その後、アパートの側のコンビニでビールや水、パンなどを買って帰る。ビールの缶のホコリを水で洗って飲む。ネットはPPPoEで接続できることが判明。

大連での初日が終了。