串本 1010 大島/トルコ記念館/潮岬

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朝は8時30分ころにゆっくり起床。朝風呂に入り、ホテルのがらんとしたレストランで朝食。すでに他の客は出発したあとらしい。10時すぎにアニリール・セルカンさんと出発。

本土から、橋でつながれた大島へ。以前はフェリーで行き来していたが、橋が出来た事でフェリーは廃止。もちろん便利になった事もたくさんあるが、車を運転できない高齢者などは、移動の足がなくなり、不便を強いられているとのこと。

最初は大島の大島地区へ。まぐろの養殖などを行っている漁村。丘から漁港へと続く細い路地が漁村らしい風景を作り出している。空き家は既に20%。一番若いカップルが40代。10年-20年後にはどうなっているだろうか。その後、須江地区へ。こちらは丘がなだらかで、また別の風景を作り出している。その後日米修交記念館や海金剛などの名所をみて、トルコ記念館などのある樫野地区へ。この記念館のあるあたりの沖の岩場で、約120年前にトルコ海軍の軍艦が座礁、難波したとのこと。数百名がなくなる大事故であった。島民が生存者の救助やその後の介護につとめたことから、その後100年をすぎても交流が続いているとのこと。トルコ土産物屋でトルコのワインとビールを購入。その後樫野の漁港へ。伊勢エビの天丼で昼食。できれば刺身で食べたかった。

その後、須江地区にもどり、無人島である通夜島を望める入り江へ。この無人島を舞台になにかできても面白い。島を離れ、対岸の潮岬へ。ここが正に本州最南端とのこと。芝の広場が美しい。これで串本を後にし、一路北上、南紀白浜空港を目指す。やはり2時間近くかかる。

セルカンさんを白浜駅で下ろし、分かれる。飛行機の時間まで少し時間があったので、白浜の南方熊楠記念館へ。途中ホテル川久が見えた。

空港にも早めに到着したので、ここでもしばし作業を進める。帰路も飛行機は順調にフライト。20時30分ころに羽田に到着し、家には22時ころに帰宅。まだチオが起きている。久しぶりに話しをして、就寝。