DAL 0710 成田/大連国際空港/検疫/税関/大連理工大学/スズカケの並木/屋台

昨晩は2時30まで荷造り。仮眠をとり、5時頃起床。シャワーを浴び、6時過ぎに家をでる。妻とカズが見送ってくれる。日暮里でニシザワくんと合流、スカイライナーで成田空港へ。

今回は照明機材約30kgを、二つの段ポールに分けてスカイポーターサービスで事務所から発送済み。空港では領収書を受け取るだけで、後は現地の空港のターンテーブルでピックアップするだけ、という形式。空港ではそのままチェックインし、搭乗口で同行する学生5名と合流。飛行機は無事出発。

飛行機は30分ほど遅れて大連国際空港に到着。機内での検疫が始まったが、2名ほど発熱がある人がいる。何度も検温を繰り返すが、下がらないらしい。機内に30分ほど留め置かれ、ようやく機外へ。空港建物に入ると長蛇の列。なにかと思ったら検疫が混雑しているらしい。発熱者がいたということでひとりひとり詳しく調べている。結局一時間ほど並び、ようやく検疫を通過。ターンテーブルにある大きな段ボールをピックアップして税関へ。ここで荷物を詳しく調べられる。普段ならインボイスやカルネを用意するのだが、今回は時間切れで用意していない。ここでも30分ほど足止めされる。大連理工大学の出迎えの学生たちに会い、最終的に空港を出たのは結局3時間ほど遅れてしまった。

大学に到着すると建築美術学院の会議室でさっそく打合せに入る。周先生や、美術のチョウ先生らと。急遽会場が変更になったため、どこでパネル展示をするか、照明による空間演出をどこでやるか、チョウ先生のインスタレーションとのからみをどのようにするか、その場で決めていく。その後外へ出て現地の様子を確認しながら再議論。照明インスタレーションは学院前のスズカケの並木で行うこととする。

夕方ようやくホテルにチェックインし、ホテルのレストランで夕食会。学生たちも一緒。おいしい中華をいただく。

夜はふたたび学院にもどり、照明をつかっての簡単な実験。この成果をもとに、明日照明を木々に取り付けていく。23時ごろ実験終了。ハン先生、シュウ先生、ニシザワくんとともに、大学の側の屋台へ。串焼きや串に刺したおでんでビールを飲む。とても庶民的な空間。

ホテルに帰り、いくつかのメールに返信して眠る。