GPS付き吸引器

GPS付き吸引器で喘息の原因解明

デジタルガジェット×医療系の話題。喘息の原因を突き止めるのは難しいものです。例えば1980年代にバルセロナで喘息が蔓延しましたが、原因が大豆であると判明するまで八年がかかっています。こうした原因解明をもっと早くできないかと研究しているのが米ウィスコンシン大学マディソン校の研究員であるVan Sickle氏のグループ。原因分析にはGPSを活用します。

理屈は単純です。まず喘息の発作を起こしたときに利用する吸引器に、GPS を取り付けておきます。そして吸引器を実際に利用した際、どこで利用したかをGPSから取得した位置情報を記録します。この位置情報データを集めることで、どの場所で発作を起こしやすいかを統計的に分析することができます。バルセロナの例では患者はいずれも大豆を積み降ろしていた港の近くで発作を起こしていることが最終的に分かっており、GPSを利用することでこうした発見を早期に行えることを期待しています。もっとも今のところは機器のプロトタイプ版を開発した段階で、これから試用を行っていく予定です。(以下略)

http://japanese.engadget.com/2009/04/13/asthma-gps/

GPSの有効な利用方法ですね。サイフにGPSを取り付けてどこでお金を使っているかをみたり、電話にGPSを取り付けてどんな場所で電話しているかを調べたり、、、なにか応用はないでしょうか?