REIT

REIT支援へ官民基金 与党検討、郵貯マネーも活用

 与党は金融危機の影響で資金繰りが厳しくなっている不動産投資信託(REIT)を支援するため、官民共同の投資ファンドを設立する方向で検討に入った。日本政策投資銀行や、ゆうちょ銀行の資金を活用することも視野に入れる。REIT相場の下落が続き、REITを保有している金融機関の経営が悪化すれば、金融システムに影響しかねないと判断した。与党が月内にまとめる金融対策にもこうした案を反映させ、政府に具体化を求める。安易なREIT救済に陥らないよう支援対象を絞り込む制度づくりも要請する。(以下略)

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090327AT3S2602426032009.html

我々の事務所も少なからず影響を被った、REIT関連ですが、どういった支援がされるのでしょう?

以前のREITにはどんな問題があり、何は支援救済の対象になるのか?金融システムの安定化という視点だけでなく、どういった都市デザインがありえるのか、そのためのどのような不動産所有の形態がふさわしいのかということも議論されるべきでしょう。

デザイナーの立場からいえば、REITという仕組みは、リターンさえ期待できれば初期投資は大きくてもいいのでアイデアがある人には有効な手段だといえるでしょう。ただし、リターンが本当にあるかどうかは、未知の領域ほど期待値にすぎないという傾向もあるでしょう。また、しょせん所有者には土地や建物への愛着はないので、非常にドライに収益などが判断されてしまうので、「べき」論はまったく通じないという面があります。