NWS 1227 Candle Night at Kandagawa

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12月27日は東京理科大学工学部建築学科の設計製図第4のひとつのスタジオとして取り組んで来たイベント「Candle Night at Kandagawa」の当日。

午前7時に高田馬場駅へ。学生と待ち合わせをしたが不発。一人で事務所へ。電源ケーブルや作業灯などをタクシーに積み込み、九段の東京理科大学へ。8時に学生たちと集合。最後のブリーフィング。設営の手順、安全管理などについて再度確認を行う。その後二台の車にペットボトルを利用した行灯600基ほど、カラーキネティクスから借り出したLED照明、パネル類などを積み込み、電車で馬喰横山駅へ。

現地では行灯に水を汲み、ひたすら配置して行く。ラフに配置した後は注射器を用いて水位の微妙な調整をして行く。その後慎重にキャンドルを設置。キャンドルの芯を水に濡らさないため。このあたりは昨晩の実験のフィードバックが生きている。LED照明も、灯体、コントローラー、信号の発信器を配置し、配電を行って行く。途中、電圧不足のところが発生し異常が生じたが、配線ルートを変更してなんとか切り抜ける。

午前10時からスタートし、午後4時過ぎには設置完了。最終的に430基ほどの行灯を設置。4時30分頃から点灯を開始し、5時に展示開始。

設営時から、通りがかりの人々や近隣の人々が興味深そうに覗いて行ってくれる。写真を撮って行く人も多い。これは興味を持ってくれた証拠の一つ。途中、今回のイベントの実現に大変お世話になったアサノ町会長さんが区長さん、消防署長さん、町会の関係者のみなさんなどを歳の市の会場から案内して来ていただく。こうしてまちの人々や行政のみなさんの目に触れることで、今後のイベントにつながったり、実際の環境整備に弾みがつけばこんなに嬉しいことはない。

夜の7時には二時間ほどの展示を終了。ほんの短い時間だったが価値のある時間だったのではないかと思う。

その後撤収開始。一時間ほどで終了。荷物を車と手持ちに分けて、理科大へ。ビールやカンチュウハイで簡単な打ち上げ。みなさんご苦労様。