TRWS2007 0923 セミナリオ/カラカラ/シルコ・マッシモ/トラヤヌス/アラ・パチス/ヴァチカン

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朝は8時前に起きて、ゆっくり朝食。大半の学生は早朝に出発してしまったらしい。その後部屋に戻って、シャワーをあびたり、レシートの整理や事務所との連絡。昨日たくさん歩いた分の足のつかれがまだ残っている。

11時くらいまで部屋でゆっくりした後、バスでカラカラ浴場へ。巨大な構造体から在りし日を想像する。だんだんこの巨大さにもなれてきた。その後歩いてシルコ・マッシモへ。巨大な競技場の跡。ここ越しにパラティノの丘の巨大構造体の遺跡を眺める。ここがもっともロマンチックな眺めかもしれない。さらにバスに乗ってカンピドリオの丘へ。結婚式をあちこちでやっている。白いリボンをかけたメルセデスが停まっている。参列者はみなチョイワル風。広場を抜けてトラヤヌス帝の浴場の跡へ。若い建築家がつくったという遺跡と調和したコールテン鋼の橋をみる。ここでジプシー?の母娘にいきなり腕を掴まれ、なにか喚き立てられる。やはり一人でぶらぶらするのは物騒なところもある。

ぶらぶらと土産物を物色しながらポポロ広場方向へ散歩。書店でチオのための絵本を購入。イタリア語は読めないが、まあ、チオも言葉は分からないからいいだろう。アラ・パチスへ。リチャード・マイヤーの博物館。バレンチノの展示。展示そのものはすばらしかったが、展示空間そのものはあまり印象がない。その後さらにぶらぶらと宿坊方面に戻り、ビールを買い、ネットポイントで事務所と連絡をとり、部屋に戻る。

部屋でビールを飲みながらのんびりし、しばし昼寝。

夕方起きだして、タクシーでヴァチカンへ。日が暮れようとしているヴァチカン広場。列柱を歩いたりしながら過ごす。その後あるいてセミナリオを目指す。途中でパスタとビールで夕食。一人での食事は味気ない。ネットポイントでデータをダウンロードし、部屋にもどり事務所と電話で連絡。日本は午前4時ころ。明日はトドロキ・チビの模型撮影。アタラシさんに撮影してもらう、プレス用の写真。発表用の「気合いの入った」模型の制作および撮影というのは、ぼくたちの事務所では初の体験。いつものスタディー模型のようではいけない。さすが、と言われるものにしたい。送られてくるたびによくなっていく模型に期待が高まる。がんばってほしい。