1122 SYD トラスト/バルモラル/ショッピング/エスタブリッシュメント

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朝7時30分に起床。ゆっくりホテルでお風呂に浸かる。8時30分にホテルのロビーでSさんと待ち合わせ。ホテルの一階にある、ヨットハーバーに面したレストランで朝食。

10時過ぎに迎えにきてくれたジョアンさんのクラッシックなジャガーで、シドニー湾北側のモスマンのあたりにある、Fedelation Harbour Trustのオフィスに。この敷地自体もトラストが再生のマスタープランを作っている敷地。シドニー湾の入り口の部分を一望できるすばらしい敷地。ここには以前は湾を守る砲台がすえられていたそうだ。

11時過ぎからトラストのアンドリュー、パトリック。日本からSさん、ヤマシロ。シドニーの協力者としてトムさん、ジョアンさんが同席してミーティング開始。日本から持ってきたたたき台のアイデアをネタに、ディスカッション。トラストは政府系の組織であり、純粋な営利団体ではない。面白いこと、市民のためになることであれば大歓迎(活動が維持できる程度の利益はもちろん必要だが)、という姿勢。政府系の組織でありながら、われわれのような一民間人の提案にもきちんと耳を傾けてくれるのがうれしい。これはもちろん、これまで長いディスカッションを続けてきたトムさんの力による部分が多いが。予定外だが、明日一緒にもう一度島を見ようと提案され、よろこんで受ける。興味をもってくれた印だと思いたい。


トラストとの打ち合わせの後は、バルモラルのビーチに面したレストランでランチ。シドニーは入り組んだ湾を持っているので、至る所にビーチがある。若者、子供を連れたお母さん、お年寄りなども思い思いにビーチに横たわってくつろいでいる。

その後、Sさんの提案で、市内のショッピング・ストリートやショッピング・モールを見学。シドニーでもショッピングモールは人気のようだが、普通の路面店も元気がある。一旦ホテルに戻って休憩。


夜は市内の中心部にあるリノベーション・ホテルの見学と夕食。Establishmentというホテル。5-6階建ての古い建物で、いろいろと規制の関係で開発が出来なかったところ、火災にあい、外壁を残して焼け落ちてしまった建物。これを古材なども使い、一部復元しながらブティック・ホテルとして再生したもの。オフィス街に面した正面にはシックでゴージャスなバー。裏通りに面した部分にキャッシュ・オン・デリバリーのバー。裏通りの目立たない部分にホテルの入り口がある。一旦ホテルの入り口にはいると、外見からは想像できない美しいロビーがある。

トムさんの紹介でホテルの部屋を見せてもらう。見せてもらった部屋は、下階が15m2ほど、上階が50m2はあろうかというメゾネットの部屋。下階はエントランスと、とても大きなトイレだけ。専用の階段を上って上階に行くと、主室がある。その後、上階のバーでくつろぐ。こういったゴージャスなリノベーション・バーがオフィス街の真ん中にあることがすばらしい。東京で言えば丸の内か。その後、スシ・バーで夕食。25時前にホテルに付き、荷物を置いてすぐに眠る。