1007 オープンハウス初日/河内一泰展

昨日の悪天候が嘘のように快晴。ほっとする。

オープンハウスにはたくさんの人が見にきてくれました。二階の黒っぽく染められた多角形の天井の空間には、いろいろな感想をもらいました。一応論理的な説明のつく部分もありますが、感覚的に決めた部分も多い空間です。これまでの住宅に比べると、ルールを明確に適応するというより、いったん決めたルールを崩しながら決めていった感じ。

法的な規制や構造的な合理性、あるいは形態を自動生成するプログラム。そういった作り方ではないアプローチになりました。そのこと自体が目的ではありませんでしたが、ある種のルールを徹底することより、その場の局所的な解決を積み重ねた方が、結果として体験の整合性がとれるように感じたからかもしれません。あるいは限られた時間のなかで、そのようなルールを見つけ出すことができなかった/しなかったということかも。

でも、結果として出来上がったものは気に入っています。


オープンハウス初日を終え、スタッフと一緒に青山のPRISMICギャラリーへ。REのメンバーでもある河内一泰さんの個展のオープニングへ。写真や模型による展示に加えて、ギャラリートークがありました。論理的な語り口と、時々それを裏切るようなある種の手触りや装飾性へのこだわりがかいま見れ、このチラリとしたエロティックさが河内さんの魅力なのかなと思いました。

鳥料理屋さんでの二次会、カフェでの三次会に参加して、帰宅。飲み過ぎました。